第43話 爵位って...何?
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「さて...ケンジ殿に褒美を授けなくてはな」
「そうですな」
エンディア王国、国王、フィーリア帝国、帝王両者がそういった
「え?あの...え?」
「爵位がいいかの...」
「そうだな...侯爵でどうですかね...?」
「いや...あの...爵位って何?」
「ああ、そうだったな...ケンジ殿の国には爵位制度がないのじゃったな」
「でもなぁ...爵位を持つには領地が必要なんだよなぁ...」
「良いところがあるじゃないですか、『死の森』が」
「二人で進めちゃってる...」
「そこは、我が国の領地でも、エンディア王国の領地でもないじゃないか...ねえ?」
「そうですねえ...そこに新たな国を作ってしまうとかどうですか?」
「おお、そうだ、そうだ、国を作れば...ねえ?」
この人たち裏で絶対なんかやってる
「あの国王様?帝王様?私は王様になる気はありませんよ?」
「あの広さならば隣国、ゼンシス教皇国と同じぐらいであろうな」
「では、我が国と、フィーリア帝国で後押ししましょうか」
「そうだな」
「ハッハッハッハッ「ハッハッハッハッ」ハッハッハッハッ」
二人が笑った
「何いってるんですか?」
「そういうわけだから、君、今日から王様だね」
「嫌ですって」
「うむ...ならば、明日まで待とう」
「はい...
じゃあ、とりあえず、帰るか、皆は先に帰ったし...
我、移動魔法を行使する、我、望は自宅
では、国王様も帰ります?」
「ああ、そうする」
「じゃあ、まずは、ここに入ってください」
一段落ついた頃
「このシチュー美味しいね」
「僕が作ったんだよ」
「そっか、元々そういうの上手かったの?」
「時々やってたただけなんだけど、いつの間にか料理が好きになっちゃったんだ」
「そうなんだ...でさ、俺、王様になるかもしれない」
「そうですかぁ」
「って....エエエエエエエエエ」
シーナ、エリー、エルン、バロン、月白が声を合わせそう言った
響と抹茶はのんびりとご飯を食べていた
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