第三章
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な」
「本朝ではさせぬ」
こう言ってだ、意次は蘭学は許しても切支丹は頑として許さなかった。これは彼だけでなく後の者達も同じだった。
幕府は大政奉還のその時まで切支丹を許すことはなかった、それは彼等のそうしたことを知ってでのことだったことは近年まで言われなかった。キリスト教の教理が幕府にとって邪魔だったということになっていた。しかし真実はこうしたものだったのだ。彼等の真実を幕府が知っているが故のことであったことは覚えておかねばならないだろう。弾圧をした是非は別にして。
茶番 完
2017・3・15
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