第一章
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えた。
「それだけれど」
「何でこれなのよ」
桜子はユリカがゲームをはじめるのを観つつ缶ビールの蓋を開けた。プシュッという小気味のいい音が聞こえてきた。
「趣味が悪いわね」
「面白いからよ」
ユリカはその小さな目と形のいい鼻を持つ顔を桜子に向けて答えた。
「だからよ」
「面白いからってだったら」
桜子は自分が開けたビールを飲みつつユリカに言った。
「もっといいのあるじゃない」
「そう?」
「そうよ、流行の曲とかあるじゃない」
携帯の着信音ならというのだ。
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