暁 〜小説投稿サイト〜
増えてもいい
第六章
[2/2]

[8]前話 [9] 最初
ゃあこれからも」
「飼えるだけね」
 今でも二百羽以上いるがだ。
「飼っていくよ」
「それがあんたの生きがいなのね」
「そうだよ、鳥に囲まれてね」
 そしてとだ、正樹は母に微笑んで言った。
「暮らしていきたいね」
「あんたにとってそれが最高の幸せなのね」
「そうだよ」
 返事は一つだった、そしてだった。
 正樹はほうれん草の味噌汁を飲んだ、そうしながら明日の朝にはまた鳥小屋を掃除して鳥達にたっぷりと餌をあげようと考えていた。


増えてもいい   完


               2017・5・23
[8]前話 [9] 最初


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ