行き違う気持ち
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
俺は朝早めに登校する、もちろん美々達とは別登校だ。理由はイリヤと顔を会わせ辛いというだけ
「ぅオーッスイリヤ!本日はご機嫌ハウアーユー」
「おはようタツコ、雲が綺麗ね」
(オーウソーバット?)
「なんだよ元気ねーなぁ!朝からそんなんじゃ放課後までもたねーぞ!なあ美遊?」
「うるさい、少し静かにして」
あいつら、今のあの二人に話しかけるのはよくない。俺でさえ話辛いんだ。
「ソウはなんか二人事わからないか?」
「知らん、イリヤの全部を知ってると思ってるのか?」
「思ってる」
またこいつは!
「喧嘩じゃないのは確かだ。それ以上は話せん」
「ふーん、なら昨日イリヤの裸見たのを男子達にばらし」
「わーわー、頼むからそっとしといてやってくれよ!」
「チッ、まぁしゃーないか」
イリヤは、多分始めて感じた死に恐怖してるんだ。昨日感じた事、それだけじゃない俺達を傷つけた事もだ
sideイリヤ
私は適当にみんなに返事をする。
ミユともだけどソウにも話しかけ辛い
むしろ何を話せばいいのかわからない
いつもなら「仕方ない」って言って聞いてくれるのに
「喧嘩でもしたのかな?」
喧嘩かぁ、ただの喧嘩なら笑い話で終わらせられるからいいんだけど、それにソウとは喧嘩をしたことがない。いつも私についてきてくれるから。でも今は違う、私は見放した...だからもうついてきてくれないと思う
「ねぇルビー、私がカード集めを止めるって言ったらどうする?」
[いいんじゃないんですかー?もともとやる必要なんてなかったんですから]
その理由はルビーが作った気がする...
でも私が恐いのは死ぬのもだけど、それ以上にそれ以上に!
とある公園
「昨夜は急に逃げ出したかと思えばそれは何?」
「辞表です...」
「ま、こうなるとは思ってたけど。...
ひとつだけ確認したい事があるんだけど
昨夜のアレは自分の意志で起こしたの?」
「ち、違うよ!あれは!あんなの私にできるわけない!。ソウみたいに元々力があるわけでもないのに!きっとルビーが」
[私単体には攻撃機能なんてありませんよ。マスターが振るわない限り魔力砲の一発も撃てません。昨日の爆発は間違いなくイリヤさんの力によるものです]
「そんなはず...!だ、だって私は普通の人間だもん...あんな」
あんなの私じゃない!
「(本当の理由はそれか)わかったわ。辞表を受理する」
「いいの?」
「協力を強要してた
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ