第九話〜夢〜
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説明をなのはに行い了承をもらっていた。
はやて「ライには魔法が使えるようになり次第訓練に参加してもらうつもりや。これから何かあればここにいる五人を頼ればいい。私からは以上や。これからがんばってな。」
ライ「わかった。」
なのは「そういえばライ君の保有魔力ってどのくらいなの?」
なのはの質問にシャマルが答える。
シャマル「昨日測った時点ではAランクだったわ。」
なのははシャマルの答えを聞いて早速ライの訓練メニューを考え始める。
フェイト「はやて、デバイスはどうする?」
はやて「シャーリーに頼んであるから作ってもらえるやろ。」
その会話を聞いていたライは口を挟んだ。
ライ「デバイスの開発には僕も参加してもいいかな?」
はやて「え?」
ライ「これでも機械には強い。だから自分のデバイスの面倒は自分で見られるようになりたい。」
はやて「わかった。じゃあ担当の子にそう言っとくわ。」
はやては早速シャーリーに連絡をとっていた。
ライがこう頼むのには理由があった。ルルーシュが仕込んでいたデータチップの中身を一度確認していたライはそのデータをデバイスのシステムに組み込めないかと考えたのだ。
そして話は全て終わり。この日の話し合いは終了した。
その日の夜、フェイトとはやては夢を見る。
目の前に広がるのは広くて美しい学園の風景。あたりは赤く染まっているため時刻は夕方なのであろう。そんな風景の中に目を引く女性がいた。彼女の髪は綺麗な緑で腰に届くほどの長髪を首の後ろで白のリボンで束ね、服装はこの学園の制服らしき物を着ていた。しかし彼女は服装とは違い、その雰囲気は少女というよりも女性らしい。
その女性はどこか悲しい表情をして正門に立っていた。これから来る誰かを待つように。
少しするとその女性、C.C.は学園の校舎から姿をみせたライに声をかける。
C.C.『挨拶はすませてきたか?』
ライ『ああ。』
C.C.『そうか。もう未練はないのだな。』
C.C.は悲しげな表情でライに言葉をかける。
ライ『未練はある。だから、未練はない。』
この言葉を聞いたフェイトとはやては何故か胸に痛みを覚えた。
C.C.『意味がわからないぞ。』
ライ『簡単な話だ。』
ライは微笑みながら自分の決意の言葉を紡いでいく。
ライ『ここや騎士団ですごす日々を僕は失いたくない。
だから、この日々を失わせる僕は、ここにいるべきじゃない。
それがわかったから、僕はここを自分の意志で出て行ける。
ここに残ることに未練はない。』
C.C.『……それを未練という気もするがな。本当に行
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