つかの間の休息
[1/3]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
イリヤが熱を出した。といっても風邪ってわけではない。なんでも昨日の戦いで起こした熱らしい。
俺は一人で登校する
「オッス!なんだイリヤはいないのか?」
こいつらがいたな。俺に平穏は訪れないのか
「雀花、俺がいつもイリヤと一緒だと思うか?」
「思う」
こいつ!はぁいがみ合っても仕方ないか
「イリヤちゃんと喧嘩でもしたの?」
「いや美々、違うって。今日ちょっと熱だしてな。それで休んでる」
「そっか。それじゃあ放課後お見舞に行くね?」
「あぁそうしてやってくれ。多分暇で退屈してるだろうし」
美々は本当に出来た子だな。美遊は完璧だけどコミュニケーションがな
「よーし!お見舞と言って親から金もらおうぜ!」
「うるさい」
「うぉおおおお!?泣くぞ!泣くぞ?」
龍子は正直うざい。まぁムードメーカーとしては悪くないかもしれないけどなぁ。鬱陶しいし
「どうどう」
那奈亀は龍子をなだめてる。なんでこんな友達しかいないんだろう。....あれ?俺男友達いなくね?....そうだよね。回りからイリヤと同じ家ってだけで妬まれてるのに女の子5人、しかも転校初日にいきなり転校生の美遊に呼び出されるとかしたら男共は羨ましがるだろうな!
けど俺としては振り回されたり財布変わりにされたりで嬉しくないんだけどな!
そんな事を考えてる間に学校につく
あれ?この時間帯には美遊はいつも来てるはずなんだが....ルヴィアさんが休ませてるのか?
「どうした美遊さんの席見つめて。まさか美遊きちに気があるとか!?」
「違う、この時間に来てないのに疑問に思っただけだ」
「あっそう。つまんねーの」
黙ってりゃ可愛いと思うんだけどなぁ。中身は腐女子だしな。うん。いいところなんてないな
「本当だね、美遊さんが来てないのも不思議だね。」
癒し成分だな美々は、俺誰選ぶか聞かれたら多分美々って答えるわ
まぁ恋愛とかわからんが
はぁ、やることないし頭の中で魔法の練習でもすっか
「お前ら本当に帰れ、病人の部屋に大勢で押し掛けるのはないだろ」
「つれないこと言わない言わない。」
「...、ただいまー」
「「「「おじゃましまーす!」」」」
結局ついてきちゃったし。ん?上が騒がしいな
なにやってるんだ?
「入るぞ、イリ、おい!お前ら勝手に開けるな...あ」
「「あ」」
「わ、悪い!いや美遊が壁になって見えてないか」
「いやぁあ!」
「ぶへ!?」
物を投げるのはよくないと思います
「裸!?っていうかメイド服!?」
「美遊さん!?なんでここに?」
「てめーらいつの間にそんな仲に!プレイな
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ