暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜最強のお人好しと黒き羽〜
第三十九話 アイデンティティ
[後書き]

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というわけで、次回遂に決着です。

前回の話しのあとがきで、私は我々は大切なことを忘れていると書きました。

全クリして改造やチートとか入れてやり尽くしたゲームは、確かにやらなくなるだろうし、終わりです。

でも、ゲームが本当に好きな人間なら、それで全てのゲームをやらなくなるなんてことはありません。

終わったならまた次のゲームをやればいいんです。

一つのことを一生懸命取り組むのはもちろん良いことですし、それを否定はしません。

でも、限界を感じたり、やることを見失った時は、それとは全く別のことに手をつけてみることも大事なんじゃないでしょうか。

ゲームなら、別のゲームソフトをゲーム機に差し込めば、それだけで新しい世界が待っていることですしね。

でもそれは、ゲームが好きじゃなきゃやらないことだと思います。

だから、なんだかんだで大事なのは『好き』って感情だと思い、小伊坂 黒鐘と言うキャラを作りました。

幼い頃から好きなことを見つけ、楽しく取り組めた時間。

でも家族を失うことで忘れ、好きという感情に封をした彼がぶつかった限界の壁。

それを超える為に必要だったのは、原点の好きって感情だった。

……少年漫画っぽいご都合主義ですね。

なんて思いつつも、それが真理とも思い、彼の物語を描き続けてきました。

次回、限界を超えた彼が見せる可能性を描けたらと思います。

長文になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。

次回もよろしくお願いします。
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