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魔法少女リリカルなのは 〜最強のお人好しと黒き羽〜
第三十八話 限界
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どうも、IKAです。

チートって聞くとゲームを想像して、今回の主人公の立ち位置を決めるに至りました。

弾丸無制限、剣の切れ味絶対に落ちない、武器絶対壊れない、ステータスMAX又は9999999みたいなオーバー数値。

いわゆる改造・チートを入れてゲームで無双するってのも、賛否はあれどある意味ではゲームの楽しみ方のひとつですよね。

しかし、所詮ゲームなんですよね。

やることが全部終われば、そこまでなんですよね。

ラスボスを倒して、全てのキャラを助けて、仲間にして、全てのモンスターを攻略して、全てのアイテムを集めて、ダンジョンのMAPを埋め尽くしたり、色々なことが全部全部終わったら、どれだけ改造したりチートを入れたりしたって終わりは終わりなんですよね。

小伊坂 黒鐘が至ったのは、ようはそういうことです。

凡人の小伊坂 黒鐘がゲームソフトなら、天才のイル・スフォルトゥーナはスマートフォンアプリみたいなもの、かなと思います。

ゲームソフトには終わりがあるけど、スマフォアプリはバージョンアップが繰り返しで行われることで半永久的に終わりがない。

で、黒鐘はヘビーゲーマーで、物凄い勢いでゲーム攻略しちゃって全クリしちゃったってことです。

これが彼が至ってしまった頂点。

――――だけど今の話しで我々は、大事なことを一つだけ忘れている。

それでは次回、お楽しみに。
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