B・W編
歓迎の町ウイスキーピーク
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ではコードネームでお互いを呼び合い、社長も含めたあらゆることが謎に包まれている犯罪集団、それがB・W。へへ、秘密だったか?」
「まさか我々のことを知っているものがいようとは……。秘密を知られた以上消すしかあるまい。また1つ、サボテン岩に墓標が増える」
ウイスキーピークのサボテン岩の刺は全て墓標によって形作られている。
しかし、海賊達の墓標を作っているとはかなり律儀なものだ。
「まあ、アキトとナミはお前らのことを最初から疑っていたと思うぜ。今ごろなかで起き上がっているころだろ。で、どうする?俺を殺るか?」
彼らの応えは応戦
銃・刀・ラッパを構え始め、ゾロへと牙を向く。
『殺せっ!!!』
「単純だねェ。……さてと俺も新しく手に入れたこいつらの試し切りをお前らでさせてもらうとするか」
ゾロは新たな刀である"雪走"と"三代鬼徹"を抜刀する。
こうしてゾロとこの島の全住民が対峙した。
「まっ、こんなもんだろ。」
ゾロと賞金稼ぎの間の戦いは瞬く間に終わりを迎える。
突出した戦闘力を持った手合いはおらず、ゾロの敵ではなかった。
所詮は数だけを集めた烏合の衆であり、ゾロの足元にも及ばなかった。
「ふー、やっと静かになった。これで安心して酒を飲める」
ゾロは屋上から眼下のウイスキーピークの街並みを見ながら酒を飲む。
眼下には賞金稼ぎ達が地に伏している。
「ん?……何だあいつら?」
地上では新手が登場していた。
2人組の男女のペアだ。
女性は帽子を被り、雨が降っていないのもかかわらず傘を差している。
男性はサングラスをかけ、の数字が描かれた服装に身を包む。
見たところB・Wの手の者だが、決して友好的な雰囲気ではない。
どういう状況なのだろうか。
仲間割れだろうか。
どうやら話を聞くに組織の裏切り者を始末する命を受け、この島を訪れたようだ。
組織の裏切り者はこの島の町長であるイガラッポイとミス・ウェンズデー
そこから始まる2人の抵抗
「裏切り者の名はアラバスタ王国王女……」
「くたばれ!"イガラッパッパ!!"」
イガラッポイによる散弾銃が炸裂する。
爆発が起き、爆煙が周囲に吹き荒れる。
しかし、被弾したにも関わらず依然として男は無傷
時間を稼ぐことも叶わずイガラッポイは倒れ伏す。
「裏切り者の名はアラバスタ王国護衛隊長イガラム、そしてアラバスタ王国王女"ネフェルタリ・ビビ"」
「……!?よくもイガラムを!!」
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