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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
教員研修のヴァルキリー
初日の感想と次の日について×アウロス学園(2)
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が、アレは何度も使える代物ではありませんし一真さんからの報告だと使用には膨大なコストが掛かる事も。アジ・ダハーカが行った魔法の組み立ては繊細な術式のはずのを増大させたらどうなるか、精密な調整が必要であり譲渡力によって術が暴走する可能性もあると』

「本物と偽物を使ったとして、勝つのは当然本物であり、いくらレプリカの使い手がオリジナルの使い手を上回るとしても。宿主のスペックによって神器は力を発揮させます」

「いくらルシファーの右腕、ルキフグスの名が伊達であってもスペックに差が生まれるのは当然の結果です」

アグレアスに居るシーグヴァイラと蒼い翼諜報員、そしてこちら側に居るロスヴァイセと私が答えてましたので納得してました。肝心のCBメンバーはどこに行ったんだ?と話題に上がるし、納得してないグレモリーとシトリー。まあバアルもそうだと思う。

「朱乃、貴女達なら知ってるんじゃないの?一真の居場所を」

「残念ながら私やソーナ達が知っていたとしても話すはずがありませんし、ここら周辺一帯に居ないのはリアスも感じていますでしょ?今日は地域外に行ってるので連絡しても強力な結界解除に時間が掛かると仰ってました」

「朱乃の言う通りですし、ここには蒼い翼関係者がおりますが相手の狙いについては666に関して研究してた術者達。奴らの狙いが魔法使いの拉致ならアグレアスまで結界を覆う事はしないはず」

「一真様からの報告だとアレは旧魔王時代の技術が詰まった物だと、未だに解明出来ない部分は魔王眷属の研究機関によって深部を調査中らしいです。前魔王ルシファー様のバカ息子が何か狙っているんだと言っておりましたわ」

空中都市アグレアスは未だに解明出来てない技術や異世界に行ける技術を乗せていて、666について繋がっているのではと考えましたが内と外での時間も違う。要するに時空を歪めてしまう事は、魔法でよく聞く話だと高度な術者が念入りな下準備を整えて実現するレベル。

ここまでの大規模レベルな術は確実に身を削る行為であり、ドラゴンだろうと命が代価だとしても聖杯によって邪龍は無茶が出来る。身が滅ぼされても聖杯で再生される訳ですし、時間と空間を操作するのは何も一真様だけの専売特許ではありませんの。

魔力テロを防ぐ手はあってもアグレアスにその防壁術式は施されてない、最近判明した事だがまさかここでテロにより狙われるとは思わなかったのだろう。冥界の重要機関には、時間と空間による魔法を防ぐ術式が組まれていて守護結界によって二重三重に固くした。すると警備担当者がこちらに来たら上空に映像があるそうだ。
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