暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカル☆イリヤ
想像と現実
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メージには繋がらない。必要なのは揚力ではなく浮力だって事まではわかる...けどそれだけではただ浮くだけだから」

[ルビーデコピン!]

「はフッ!?」

[まったくもー、美遊さんは基本性能は素晴らしいみたいですがそんなコチコチの頭では魔法少女は務まりませんよー?イリヤさんを見てください!理屈や行程をすっ飛ばして結果だけをイメージする。そのくらい能天気で即物的な思考の方が魔法少女に向いてるんです!]

「ひどい言われよう!?」

「そうですね。美遊さんにはこの言葉を送りましょう『人が空想できる起こりうる全てのことは魔法事象』私たちの想像主たる魔法使いの言葉です」

おぉルビーがなんかすごい事言ってる。
珍しい。明日は槍の雨か?

「物理事象じゃなくて?」

[はい!]

「まぁようするに『考えるな!』『空想しろ!』っていう事だよね...うわー納得いかないって顔ですね」

「あまり参考にはならなかったけど...少しは考え方がわかった気がする。また...今夜」

「送ってくよ」


[行っちゃいましたね]

「また今夜か。貴女は戦うなって言われた昨日より前進?」

[あとは3人がキチンとした連携がとれれば文句はないですね]







「別に飛ぶ事意識しなくてもいいんじゃないか?」
「?」

「ほら某赤い帽子被った人でも壁蹴ってるし現実でもできる人はいるみたいだしさ」

「壁...蹴る...考えてみる」

バタンと玄関の扉が閉まる。
さて今夜どう戦うか考えないとな

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