自分
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夢を見る、それは前に見た夢と同じ
けれど変わっていた所があった
それは自分が見てるか他人視点で見てるかだった
今回は他人視点....そして皆がこちらに話しかける。
自分の意思を貫き通せと
まるで会話しているようだった
でも違う、あぁ、きっとこれは俺の
「ん、...家?」
[起きたか、宝具うってからずっと眠ったままだったんだぞ?]
「そうか...みんなは?」
[イリヤはまだ寝てるだろう。というか散々な目にあったんだぞ?お前が意識無くなるから俺がせめられて]
ははは、それは悪い事をしたな。
朝の6時半...俺は....っ、自分の意思を貫き通せ...か。言われなかったら機械のように動いていたかもしれないな
と、そこでコンコンとノックがする
そしてガチャリと扉が開く
「ソウ?っ!ソウ!」
「うっと、イリヤ...悪かったな。心配かけた」
「ソウ、もう平気なの?」
「あぁ元気いっぱいだ」
力こぶを作りパンパンと叩く
士郎さんほどじゃないが俺も鍛えてる
あれはただ気力を使い果たしただけ
「昨日のアレ...なんだったの?凛さんは宝具とか言ってたけど」
[私も気になりますねー]
イリヤの後ろからルビーが現れる
ずっといたのか?
昨日のアレ...宝具って言ってるからには多分いまは遥か理想の城の事だろう
『言うなりはお前の好きにしな。ただ普通の魔術師に言えばホルマリン漬けは確定だぞ』
『前から思ってたけどゼロはなんでそんなに詳しいんだ?』
『それは俺がっと、イリヤが心配そうな目で見てるぞ』
いつの間にか自分は下を向いていた。
ゼロとの念話には声に出す必要がないので顔は何処を向いていてもいい
けれど人前だと怪しまれる。
今がそうだ、念話の事を知らないイリヤにとってはボーっとしてるか話したくない事なのかとか思ってると思う
「あれは俺が英霊という存在に加護を受けたから出来た事なんだ。といっても昨日のは英霊とは少し違うんだけどな」
「それって昨日の黒い人と同じ存在に力を借りてるって事?」
「あぁ」
それは俺が守るという力を持つと同時に仮物ということ、そう、これは聖船総刃が守る為に貰った力だ
いつかできる大切な存在を守る為に...
「この話は凛さんがいる所でした方がいいだろ。さ、着替えるから」
納得していない顔をしてる
でももう一度話すのも面倒だしな
イリヤは無理をしていたのか着くなり机に顔を伏せて寝る。
これを続けるのは大変だな
暫くすると藤村先生が来る。
それと同時にイリヤが起きる
なんかイリヤばっかり見てる気がする
でも仕方ないか、心配かけたんだし
「席に着いてー、みんな
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