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俺のペットはアホガール
フードを被った女子生徒の場合別ver
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時刻は7時45分、真面目で勤勉な生徒達が登校してくる時間です。



この時間帯に登校してくる生徒達は基本いい子達で手のかからない生徒が多いのですが…


「あー!! 見てくださいっ会長! あの生徒!!」


「あの生徒…?」


という後輩の足田さんが指さす方向を見ると



「…………」



フードを深く被って顔を隠した女子生徒の姿がありました! うちの高校には制服を着崩していいという校則はありません!



校則を破る生徒…つまり……不良!? あのフードを被った女子生徒は不良なんですね!!




※冒頭部分はコピペ。↓から少し変えていこう。





「…? 高浜さん?」


「ぁ、緑屋さん?」



不良生徒だと、思っていた生徒は同じクラスメイトの緑屋詩緒さんでした。



彼女は真面目だし成績優秀で先生方からの信頼も厚い、そんな彼女が不良生徒…?



いいえ、騙されてはいけない、私! 最近のヤクザはインテリ系で表社会では一般人のふりをしていると、テレビで言っていたし…きっと緑屋さんもその類なんです! きっと!


「緑屋さん、鞄の中身を確認させてください」


「…嫌だ…と言ったら?」


「貴女に拒否権はありません、生徒会命令です」


「……はぁ、僕の鞄の中身なんか見てもつまらないと思うけど」


よしゃぁぁあ! 鞄ゲットです!


「やりましたっすね、会長!」


「そうね、足田さん。さ、緑屋さんが不良である証拠を探しましょう」


チャックを開けて…と、教科書・筆記用具・プリントファイル……ないわね、証拠品…になりそうなもの。


どちらかというと、優秀な生徒である証拠品ばかりです。電子辞書までありますし…。


「あの…そろそろ…「諦めちゃ駄目っす、会長!」あのー」


「足田さんっ」


「諦めたらそこで試合終了っす!」


「そうですね、諦めたらそこで終わりよね!」


「僕としては早く終わって欲しいのだけど…」


「待ってなさい! 緑屋詩緒さん! 貴女が不良生徒である証拠品を見つけ出してあけるから!!」


「……そもそも不良生徒じゃないのですが」



「「ふぉぉおお!!」」


私は足田さんと協力して鞄の中を隅々まで見ました。緑屋さんが不良である証拠品を探しました。


「会長! もしかしたら、制服に隠しているのかもっす!」


「そうなの、緑屋さん!?」


「え…?」


「ボディチェックよぉぉーー!!」


と彼女の被るフードに手をかけた瞬間


「ヒッ!?」



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