第34話
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ク”も搭載している上、”ENIGMAU”のクオーツやマスタークオーツと互換性があると仰いましたけど、もしかして”ENIGMA・R”は、”ENIGMAU”に”戦術リンク”の機能を追加しただけなんではないでしょうか……?」
「あら、さすがジョルジュお兄さんね。またまた大正解♪実は新型の戦術オーブメントと言っても、既存の戦術オーブメントに新機能を追加するだけだったから、そんなに時間はかからなかったのよ♪」
ジョルジュの推測を肯定したレンの答えを聞いたアリサ達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。
「どこが新型の戦術オーブメントだよ………要するに”ENIGMAU”に戦術リンクの機能を搭載しただけじゃねぇか。」
「だけど、”ENIGMAU”に戦術リンクの機能を搭載されれば、少なくても”ARCUS”よりは使い勝手が良くなるでしょうね。」
「へ……それって、どういう事なんですか?」
トヴァルは呆れた表情で指摘し、複雑そうな表情で呟いたサラの言葉が気になったマキアスは呆けた表情で訊ねた。
「使えるアーツの数の違いよ。」
「使えるアーツの数の違い……という事は、”ENIGMAU”―――いえ、”ENIGMA・R”は”ARCUS”と比べると使えるアーツの数が変わるという事でしょうか?」
レンの答えを聞いてある事に気づいたラウラは自身の推測を口にしてレンに確認した。
「そ。”ARCUS”を今まで使い続けてきた”Z組”のみんなも知っての通り、アーツを使う場合、”使用可能アーツが登録されているクオーツ”をセットする事でアーツを使えたけど、”ENIGMA・R”を含めた従来の戦術オーブメントは”属性値”でアーツが使えるのよ。」
「”属性値”………?」
「”属性値”って言うのは、その名の通りそれぞれの”属性”の”数”の事を言うんだよ。例えば攻撃アーツの”ファイアボルト”を使う為には火属性の”属性値”が1つ必要で、同じく攻撃アーツである”ヒートウェイブ”を使う為には火属性が3つと風属性が1つ必要なんだ。勿論戦術オーブメントにセットしているクオーツによる属性値の分だけ、アーツを使えるから”ヒートウェイブ”が使える場合、”ファイアボルト”に加えて火属性2つで使えるようになる補助アーツ”フォルテ”と風属性1つで使えるようになる攻撃アーツ”スパークル”が使用可能になるんだ。」
「えっと……ちなみに”ARCUS”で”ファイアボルト”を使用する際には”ファイアボルト”が登録されているクオーツが必要だったけど、従来の戦術オーブメントはアーツが登録されているクオーツが無い代わりにみんな、”属性値”があるクオーツだから、火属性の属性値が1つである”攻撃1”のクオーツでも”ファイアボルト”が使えるようになるから、”ENIGMA”を含めた従
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