魔法
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『いいか?魔導師にとってマルチタスクは大事な事だ。念話をしながら他の事をする。なんて当たり前だ。例えば戦いながら念話とかな』
『まぁそれはわかったけどさぁ...これ意味あんの?』
今、俺はゼロと念話で会話しながら授業を受けている。昨日の話とかしながら
なんでも俺はベルカに近いミッド式の魔法だとか
そして世界はいくつもあってここは第97管理外世界地球、らしい
世界は広いって言葉あるけど97もあるのか。
さすがに広すぎませんか?っと次は俺か
こうして授業を受けてってゼロと会話もする
『なぁ、英霊ってどんなのだと思う?』
『さぁな、でも英雄っていうなら人形だろう』
『対抗策はあるのか?』
『とりあえず非殺傷設定を解除して戦うしかないな』
非殺傷設定、魔法で傷つかないようにする設定
普通の魔導師はそう設定してるらしいが
悪い奴は殺傷設定でバンバン撃ってくるらしい
できるだけそういうのには会いたくないな
「こら、堂々と居眠りしない」
「ふぇ、叩かれた」
イリヤ...寝てたのか。昨日遅かったもんな。
「ソウ!帰るよ!」
「はいはい」
教科書を鞄に直して席を立つ、イリヤは走っていく。あぁ藤村先生に怒られてる、てか無視して行ってるし
「どうした?」
「ひゃっ!?」
「手紙?なんだ貰ったのか?」
[いえ下駄箱に入ってたんですよ。これは恐らくラヴなあれですよ]
マジか、確かにイリヤは可愛いから告白されてもおかしくないが
それに同じ家にいるってだけで俺は男どもに妬まれてるし
「開けるよ...」
恐る恐る開けるイリヤ、中からは
〔今夜0時高等部の校庭に来るべし 来なかったら 殺........迎えに行きます〕
[これが最近の男子の告白なのか?]
「いや、どうみても脅迫状だろうが」
「...帰ろっか」
[何事にも前向きにですよ〜]
「そうだね」
俺たちは虚しく帰る事に
[さて、魔法の使い方は昨日説明したな?次は実戦だ]
「おぉ、なんかそれらしくなったな」
今鍵閉めてゼロと対談中
[まず意識を集中させる]
「ん」
[そっからは俺が誘導する]
すると青い空が続く場所にいた
「これは?」
[心の中だと思え。行くぞ。ほらあの丸いのが魔力の塊だ。あれを操作して相手に当てるんだ]
ふむ、頭の中で移動する事をイメージする
[そうだ。常識なんて捨てろ。兎に角自分はなんでもできると思っとけ]
そのまま魔力の塊を動かし続ける
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