教員研修のヴァルキリー
アウロス学園(1)
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から」
コーカサス先生は子供達を見ながらこちらを見てたが、顔からしてバレた?と感じてたようだけど納得したサイラオーグによりバレてないと念話で教えた。子供達はリアスが来た事により視線がこちらに向きましたが、コーカサス先生の一喝でパニックにはならなかった。
そこからはグレモリー眷属は、それぞれに分かれて授業のサポートに向うけどイリナと朱乃は社長秘書として待機状態となってますね。私は私で学園長として見てましたが、中庭のグラウンドで講師の教えを受けてる子供達が多く元気よく体を動かしてた。
『本来の出来事ですと講習からイベント化になってしまいましたよね』
『ええ。おっぱいドラゴンにスイッチ姫とダークナイト・ファング、敏腕マネージャーのレイヴェルがサインペン取り出しながら子供達を並ばせてたと』
「姫島朱乃に紫藤イリナ」
私達は秘書服を纏った格好なのか、少々浮いてた気がしたけど念話しながら本来起こる出来事について話してた。急遽開催したイベントもカットされてそのままの勢いで各自サポートに行くグレモリー眷属。これから来る社長ですが、サイラオーグから声が掛かったので念話を止めてタオルを首から下げた状態でこちらに来た。
「朱乃さん、織斑社長はまだですか?」
「ええ社長は少し遅れるとの事でした、車での移動なのですがここまで来るのに渋滞で引っかかったようですわ」
「ところでどうですかこの学園は?特にサイラオーグ先生としては、ぜひ感想を聞きたいですね」
「先生呼ばわりは止めてもらいたいぜ、子供達なら兎も角としてソーナ達にそう呼ばれると恥ずかしい。それより蒼い翼教育関連の者達が予備校や塾をしてたお陰か、全ての教育機関に拒否された子供達を集めて教えてると聞いたぞ」
そう驚いてたサイラオーグであったが、真羅先輩も同じような感じであったな。体験入学してきた子供達の多くが塾兼予備校出身者であり、実際授業えを行ったシトリー眷属やバアル眷属は何か違和感を感じてたそうだ。
私達が違和感の理由を話すと納得した様子だし、未来を閉ざす訳にはいかないと思った蒼い翼により冥界の階級関係無しに予備校や塾を作ってしまおうと。例え魔力が乏しくても別方法で戦いを教えてる。
「だから蒼い翼の教育機関に悪魔の純血を重んじる上役は、反対者が居ないんですよ。最近になって政治家になった曰く若造も居ますが、織斑社長の手腕により何とかなっています。『下級』や『才能の無い』悪魔達育成はとても重要な事だと無理矢理説得させたらしく、ほとんどの上役や上層部は織斑社長が創造神黒鐡様だと存していますからね」
「なるほど、だから冥界悪魔領の貴族社会を思ってる者は少ないのか。大王派のトップであるバアル家初代当主は、一見政治的影響力を持ち貴族社会を存続させる事が使命だ
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