教員研修のヴァルキリー
アウロス学園(1)
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予備校と塾、小学校各校でカリキュラムにレーティングゲームを盛り込んだ座学や実際行う模擬戦を体育でやってきた。現四大魔王様も知らない事だし、学校に通えない子供の為に創られた施設と言っていいかも。
グレモリー眷属がここに来る事を伏せていて、電撃訪問と言う形にはなるが本当のサプライズは織斑社長が来る事。それがメインイベントであり、生で創造神黒鐡様と触れ合う事が出来るし憧れのヒーローとも言われてる。何せ専門に扱うグッズ店の売り上げも右肩上がりのまま。
渡り廊下を越えて体育館に入ると活気が更に溢れてきてるし、蒼い翼特別講師してるコーカサス先生は擬態化してるヘラクレス。隣に居たサイラオーグさんも一緒になって教え合っている。
「いいか!パンチってのは腰を落として体全体から打ち出すよう一直線に前へ突き出すのだ!」
「今から私とサイラオーグ先生と共に正拳突きをやってみて下さい。いいですか?」
「「「「「「「「「はいっ!」」」」」」」」」
体育館で子供達に教えながら拳を突いていく、それを真似するかのようにやってみた子供達。型が違うとコーカサス先生が子供達の背中から直接指導をしてたけど、アレが本当にヘラクレスだと言ってもきっと信じてくれないだろう。
一人称も違うけど黒の駒特性で自分自身は『俺』と言っていても、ヘラクレス以外から聞くと『私』へ自動修正される。発言側と聞く側で大きく修正されてるからか、ヘラクレスが教え上手でなくても同時通訳のように修正後の声となって聞こえる。
「ソーナ、サイラオーグはいいとしてあの教師は誰?体格がサイラオーグそっくりなのだけど」
「あの方は特別講師として蒼い翼から呼ばれた方です。名前はコーカサスと言いまして、コードネームで呼ばれてるのか本名ではないですが」
ヘラクレス本人だと極秘任務に支障が出るからソフトウェア更新されて、別人のように振る舞っていてコーカサスと名乗っていてCB兼蒼い翼関係者全員コードネームで呼ばれてる。今回のみ与えられた名前であり、今後またやるなら別名を考えてるらしい。
「ハッ!ハッ!ハッ!」
正拳突きを子供達と共に打ち出すサイラオーグ先生とコーカサス先生、すると私達が近付いたらサイラオーグ先生がこちらに気付く。そしてここは任せてと言いながら授業を進めていくコーカサス先生。
「リアス達も来てたのか・・・・それよりソーナよ。あの教師は何者なのだ?俺と模擬戦した時は互角並みの力を持っていながら、まるでヘラクレスの身内かと思った」
「あの方はCB兼蒼い翼の者でして、体格も力もヘラクレスみたいな感じですがヘラクレスが丁寧語を使いますか?それに一人称は『俺』でしたし、CB兼蒼い翼の者なら力も互角に見えて抑えているのですよ。それにアウロス学園にはCBの皆様が居ません
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