第21話『奪われた流星の丘アルサス〜忍び寄る魔王の時代』【アヴァン 】
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かGGG長官の大河幸太郎の頼もしさを凱は感じ取っていた。
流星の丘アルサスを取り戻す。
決行は夕方日没。
銀の流星軍の末端たちは、指揮官階級の指示を受けて作戦の為に併走を始めた。
そして、話を聞いていた一人の侍女が、名乗りを上げた。
「あたしも……あたしもアルサスへ連れて行ってください!」
ザイアンのもたらした情報以上に衝撃を与えたのは、他ならないティッタだった。
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懲りずに次回予告です。
――父上は……この戦争をどうお考えなのですか!?――
――貴様とて容赦はないぞ!ザイアン!――
――あたしは今、アルサスを取り戻さんとする一人の『勇者』!脆く儚い道を歩む『弱者』のひとりです!――
――一兵たりとも逃がしはしない!――
――報いは必ず……くれてやる!――
次回はAパート(副題―勇者と王の螺旋曲〜今こそ、私たちは勇者を名乗ります)です。バーバ=ヤガーによって強化された、魔弾の王の原作2巻で討ち取られた彼が登場です。
(後書き欄に収まらなかったので、ここへ記します)
ここまで読んで頂きありがとうございます。次回はもう少し文字数を増やして投稿します。(文字数の調整って結構難しかったりしますが――)
読んで頂きました皆様に、『魔弾の王と戦姫〜獅子と黒竜の輪廻曲〜』の概要を少しだけ解説します。
タイトルは御存じの通り、『魔弾の王と戦姫』が本筋なわけですが、隣にある『輪廻』こそがキータイトルであります。
本作のこだわりは、『原作と同じでいて異なる展開』に意識を傾けて執筆しています。(わかりやすい例がるろ剣の新京都編とか、ドラえもんの映画長編の新〜とか)
今回のお話でも、アルサスへ向かう為の兵力は1000とか、次回予告で凱がドナルベインとの戦闘でエレンの台詞をそのまま言い返したり(凱はその時のエレンの台詞を聞いていない)と、略奪しに来たザイアンが、今度は取り戻す側に加担したりとたくさんあるわけです。
元々『輪廻』とは『転生』であり、凱のいる世界は異世界(本当は地球と同じ時間軸)なのですが、これを含めて『異世界転生』となります。すなわち、『原作が及ぼす影響』と『原作に及ぼす発生』をぐるぐる繰り返していきつく先を問い続けるのが、凱の台詞にある『この力を、この時代で、どう振るうべきか、ずっと知りたかった』に繋がります。
公式がチートと世間で謳われる勇者王もとい獅子王凱は、細胞の一つ一つが端末とか、生身で宇宙空間進出とか、プログラムやウイルスの書き換えなんて、殆ど神様から貰ったような能力(だと思う)です。まあ、凱自身もサイボーグからエヴォリュダーへ二度の『転生』を繰り返していますし、もしかしたら、『生まれ変わることで広がる世界』を差
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