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『八神はやて』は舞い降りた
最終章 ハッピーエンドを君に
閑話 バレンタインの悲劇 前編
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にも会った(見ただけ)駒王学園で並ぶ者のいないほどの有名人。


「……アははは」
「は、はやてお姉さま、気をしっかり持ってください!」


 八神はやての戦果は今年も絶好調のようだった。
 同じ三大お姉さまでもボーイッシュなはやては、女生徒人気が特に凄かった。
 両手に持った紙袋からあふれんばかりのチョコレートが、更に哀愁を誘う。
 心配する素振りを見せる女生徒が、こっそり紙袋にチョコレートをねじ込んだのを一誠達は見逃さなかった。


「一誠、どう思う?」
「うらやまけしからん!」
「それはどっちなんだ」


 これもまた青春の一ページである。
 ちなみに、彼らの秘策とはホワイトデーのプレゼントのグレードを上げることだったらしい。
 貰えなかったときのことを考えなかったのだろうか。
 変態達が "血汚冷吐" がなんぼのもんじゃい! と叫ぶのもまた毎年の光景だった。


 ……そのはずだった。
 

 これは駒王学園史に残る惨劇の記録である。





 次回予告

「彼らはパンドラの箱を開けてしまったのだ」
「事件は現場で起きているんじゃない! 保健室で起きているんだ!」
「家庭科室、閉鎖できません!!」

「青き清浄なる世界のために!」
「やめてよねーーーーがボクに敵うわけないだろ」

「逃げるやつは変態だ、逃げないやつはよく訓練された変態だ」
「あぁ^〜心臓がぴょんぴょんするんじゃあ〜^」

「こいつをみてくれ、どう思う?」「すごく・・・大きいです」
「勝てるかどうかはランナー次第」

「"To Noble, Welcome to the Earth" だと!? ふざけやがって!」
「ビックボックスへようこそ」「私の歌を聴けえぇッ!」
「歓迎しよう、盛大にな!」

「ペロッ、これはチョコレート!?」
「くんくん、このアーモンド臭はやはりチョコレートか」

「もう何も怖くないッ!」

Coming soon……

※開発中ですので予告なく変更します
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