最終章 ハッピーエンドを君に
閑話 バレンタインの悲劇 前編
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にも会った(見ただけ)駒王学園で並ぶ者のいないほどの有名人。
「……アははは」
「は、はやてお姉さま、気をしっかり持ってください!」
八神はやての戦果は今年も絶好調のようだった。
同じ三大お姉さまでもボーイッシュなはやては、女生徒人気が特に凄かった。
両手に持った紙袋からあふれんばかりのチョコレートが、更に哀愁を誘う。
心配する素振りを見せる女生徒が、こっそり紙袋にチョコレートをねじ込んだのを一誠達は見逃さなかった。
「一誠、どう思う?」
「うらやまけしからん!」
「それはどっちなんだ」
これもまた青春の一ページである。
ちなみに、彼らの秘策とはホワイトデーのプレゼントのグレードを上げることだったらしい。
貰えなかったときのことを考えなかったのだろうか。
変態達が "血汚冷吐" がなんぼのもんじゃい! と叫ぶのもまた毎年の光景だった。
……そのはずだった。
これは駒王学園史に残る惨劇の記録である。
◆
次回予告
「彼らはパンドラの箱を開けてしまったのだ」
「事件は現場で起きているんじゃない! 保健室で起きているんだ!」
「家庭科室、閉鎖できません!!」
「青き清浄なる世界のために!」
「やめてよねーーーーがボクに敵うわけないだろ」
「逃げるやつは変態だ、逃げないやつはよく訓練された変態だ」
「あぁ^〜心臓がぴょんぴょんするんじゃあ〜^」
「こいつをみてくれ、どう思う?」「すごく・・・大きいです」
「勝てるかどうかはランナー次第」
「"To Noble, Welcome to the Earth" だと!? ふざけやがって!」
「ビックボックスへようこそ」「私の歌を聴けえぇッ!」
「歓迎しよう、盛大にな!」
「ペロッ、これはチョコレート!?」
「くんくん、このアーモンド臭はやはりチョコレートか」
「もう何も怖くないッ!」
Coming soon……
※開発中ですので予告なく変更します
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