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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
ローグタウン編
始まりと終わりの町
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は信じられないとばかりに呆然とするしかない。

「おいおい、お前処刑されようとしていたのにのんきすぎるだろ」
「はー良かった、生きてて」
「おい無駄話してねェでさっさとこの場から離れるぞ。ナミから早く船に戻るよう言われてるんだからな」

 ゾロの掛け声と共に死刑台から走り始めるルフィ達
 ルフィは無事救出されたようだ。
 
 ルフィが無事助かったことを後方から確認したアキトはナミとウソップのもとに一足早く駆け付けるべく、大気を踏みしめることで跳躍(・・)し、メリー号へと飛翔(・・)していった。



 アキトは瞬く間にメリー号の甲板の上に辿り着く。
 ナミとウソップはすでに出航の準備を終えていた。

「ナミ、ウソップ出航の準備は?」
「アキト!?」
「アキト、ルフィは無事か!?」
「ああ、ルフィは無事だ。今、ゾロとサンジと一緒にメリー号に向かってるはずだ」

 ルフィが無事だと分かり安堵するナミとウソップ

「後はルフィたちを待つだけだな」
 
 今やナミの言う通り嵐の影響で天候が荒れ、船のロープが切れるのは時間の問題であった。
 一刻も早く出航しなければならない。



「来たぞルフィたちだ!」
「早く乗って!一刻も早く出航するわよ!」

 ルフィ達がメリー号になだれ込む。
 メリー号はナミの指揮のもとローグタウンを背に出航した。




 


▽▲▽▲







 ルフィたちは荒れ狂う波のなか船を進める。
 やがて彼らの前方に灯台の光が現れる。

「あれが"導きの()"よ。あの先に偉大なる航路(グランドライン)の入り口がある」

 遂に偉大なる航路(グランドライン)が見えてきたのだ。
 皆一様に期待に満ちた顔をしている。

 ウソップだけは足が笑っていたが

 サンジの提案により6人全員が円を描くように樽を囲む。
 甲板の上で各自の目標を叫び足を樽の上に1人1人載せていく。

 今こそ船出の時だ。
 
「俺は海賊王!」
「俺は世界一の大剣豪に」
「俺はオールブルーを見つけるために」
「私は世界地図を()くために!」
「俺は生きてこの世界を見て回るために」
「お、お…俺は勇敢なる海の戦士になるために!」


「「「「「「行くぞ!!"偉大なる航路(グランドライン)"!!!」」」」」」



 ルフィたち一行は荒れ狂う嵐のなか偉大なる航路(グランドライン)の入り口に向けて進み始めた。



To be continued...
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