Epilogue ーナミの決意ー
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出発の朝
ナミはこれまで集めてきた1億べリーはココヤシ村に置いていくことを決意する。
ココヤシ村の村人達はルフィ達とナミの見送りをすべく海岸に集っている。
しかし、未だにナミの姿は見えない。
そして、漸くナミが姿を現した。
「船を出して!」
ナミは村の方から全力疾走で村人達の間をすり抜ける。
村人達はナミの奇行に動揺し、何もすることが出来ない。
やがてナミは助走の勢いを殺すことなく桟橋から思い切りメリー号に向けて飛んだ。
メリー号に降り立った途端服の中から多くの財布を取り出すナミ
それらはココヤシ村の全員分の財布であった。
途端、沸き上がる村人たちの怒声
だが彼らは笑っており、笑顔でナミを見送っていた。
「じゃあね みんな!行ってくる!」
アキトが初めてナミを見たときの作りものの笑顔ではない。
彼女本来の笑顔だ。
彼女を縛るものはもう何もない。
今、彼女は心の底から笑顔でいられるのだ。
「出航だー!!!」
ルフィの掛け声と共にメリー号は進み始める。
ナミの止まっていた時間が今、進み始めた。
To be continued...
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