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世界に痛みを(嘘) ー修正中ー
Epilogue ーナミの決意ー
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しい太陽の光がコノミ諸島を照らし出した。

 それはアーロンの支配が終えた瞬間であった。







▽▲▽▲
 






 島の沿岸でナミ達は憎き海軍を取り囲む。
 ネズミ大佐とその部下達は一人の例外もなく、意識を失っていた。

「こいつらをどうする、ナミ?」
「そうね、こいつらに言いたいことは山ほどあるわ。でも、先ずは……」

 ナミは意識のないネズミ大佐に近付き、手元の棒で思い切り頬を叩き付け、海へ吹き飛ばす。
 ネズミ大佐は水切りのように何度もバウンドして海に吹き飛んでいった。

「ぶはァ……!?ここは、私は一体……!?」

 ネズミ大佐がナミの重い一発で目を覚まし、困惑・驚愕の表情を浮かべながら周囲を見渡す。
 ネズミ大佐はナミ達を見て自分の身に何が起きたのかを理解し、憤怒の表情を浮かべた。

「貴様らァ……!海軍支部の大佐である私にこのような狼藉を働いてただですむと思っているのかァ!!」
 
 権力による脅迫
 ナミは奴の小物さに呆れ果てながら、歩を進める。

「今のはノジコを撃とうとした分、次はベルメールさんの畑を荒らしてくれた分……」

 一切の手加減なく二発目が叩き込まれる。
 頬が凹み、血を撒き散らしながら、ネズミ大佐は再び吹き飛んでいく。

「ぶぱァ……!?きざまら本当におでに手ェ出してただでずむとおぼうなよぉ?」

 ネズミ大佐は顔がパンパンに腫れ上がり、満身創痍の状態で岸へと命辛々手を伸ばす。
 だが、先程までのまくし立てるような迫力は全く感じられなかった。

「最後に……」



「くたばれ、下衆野郎!!!」

 ナミは怒声を上げ、ネズミ大佐を力の限り吹き飛ばす。
 頬の骨に罅が入ったネズミ大佐は部下に何とか岸へと引き上げられた。

「良いぞ、ナミちゃん!」
「もう何十発お見舞いしてやれ!」

 背後の村人達はもっとやれだの、今度は自分がやるのだと言っており容赦の欠片もない。
 無論、この場にナミを止める者など存在しない。







「憶えてろ、貴様らァ!この俺を敵に回したことを後悔させてやる!!」
「特にあの小僧だけは絶対に許さんからな!」
「無論、貴様らも同罪だ!」

 ネズミ大佐は憎悪と怒りの余りアキトだけでなく、ココヤシ村への復讐を声高に叫ぶ。
 海を部下の手助けを借りながら、海軍船へと泳いでいく。

「今に見ていろ!俺にたてついたことを後悔させてやる!」

「は───っはっはっは!!」

 ネズミ大佐のしぶとさと狡猾さ、下衆さに再び怒りを覚え、村人達は武器を構え始める。
 今すぐにでもネズミ大佐に止めをさそうとする者まで現れた。

 だが、愉快に高笑
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