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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第五章 表と裏
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りたくてももう遅い――
レンリ(裏)「・・・残念・・・・時間切れ・・・・」
レンリ(表)「時間切れってどういう意味だよ?!」
――レンリ(裏)は、レンリ(表)の質問に――
レンリ(裏)「・・・・・おゆきなさい・・・・」
――とだけ言う――
――そして、レンリ(表)の視界が少しずつ漆黒の闇に包まれていく・・・――
レンリ(表)「ちょっ、待てぇぇぇぇ!!!お前は誰なんだァァァァ?!!!どうして、私を奪うんだぁぁぁぁ(>0<)!!!!」
――レンリ(表)の叫び声は、深い深い闇にすべて吸い取られてしまった――
――レンリの闇は深海よりもはるかに深くそして冷たい――
???「お姉ちゃん!!お姉ちゃん!!」
誰かが私を呼ぶ声が聞こえる・・・・・「お姉ちゃん」・・・・・? ハッ!もしかしてッ!!
アルト「お姉ちゃん!!起きて、お姉ちゃん!!」
レンリ「アッ、アルト・・・・?」
アルト「お姉ちゃん?!」
謎の世界にいたレンリがやっと目覚めた。
レンリ「ここは・・・・・?」
朦朧とする意識の中、レンリはアルトにここは何処なのかと聞く。
アルト「第五研究所だよ!私達捕まっちゃって、縄で縛られているの!!」
レンリ「はぁ?!なんですとっ?!」
やっと、ハッキリしてきた目で辺りを見てみると確かにここは第五研究所で、レンリとアルトは背中合わせでごっつい縄で縛れていた。縛られ過ぎてて、体が全く動かせない。
ガキ「ん?あ〜、やっと起きたんだレンリ。」
レンリ「あっ!お前!!」
気絶するまえに、レンリの頭を殴ったあのガキが大きな刀を持ってこっちに近づいてくる・・・。パッと見は、その刀で殺しに来たような感じだ。
ガキ「よかったぁ〜、このまま目覚めてくれなかったらお父様に怒られるところだったよ^^。」
左手で刀を持ち右手でレンリの顎を触りながらガキは言う。レンリはそんなガキを超睨む。アルトは恐怖のあまり、声が出せない。
ババァ「エンヴィー、何やってるの?」
遠くの方にいたババァが、ガキに何をしてるのかと問いかける。だが、これにはガキが変な事をしないようにするために言った言葉でもある。
ガキ「べつに、なにもしてないよ。」
ガキはそお言うと、レンリ達の元から離れた。
その時、レンリはこれはチャンスかもしれない!!と思った。何故かと言うとここで、爆弾を使ったら縄は火によって焼かれるし、奴らが爆弾に驚いてるスキに逃げられるからだ。でも、それには難点がある。それは、アルトだ。この作戦は、アルトを見殺しにするなら成功だがアルトまでも助けるとなれば話は別、アルトの縄をほどいている間に奴らが炎をかいくぐってこっちに来る可能性があるからだ。これは、チャンスでもあるが
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