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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第四章 夜兎と闘蛇と壊楽族と黒猫
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リは顔を真っ赤にして
レンリ「なっ、じゃあこれ読んで料理作ってくるから、私の料理食べるまで死ぬなよ!!私の料理食べて、おいしすぎてそままぽっくりいけ分かったな?!」
レンリは、料理本片手に顔を真っ赤にして店を飛び出る・・・。ブルースはクスクス笑いながら
ブルース「明日の夜、また来る。それまで、死ぬんじゃないぞ。」
と言い残して、レンリの後を追い店を出て行った。残ったレオとリオンは・・・
レオ「まったく、素直じゃないお姫様だったね、リオン。?リオン?」
レオがリオンを見てみると・・・
リオン「夜兎族でも、いい奴がいるんだな・・・(泣)涙が止まらねぇ、目にゴミでも入ったか?」
リオンの目からは大粒の涙がこぼれ落ちていた。リオンは、初めて他人の優しさを知った・・・。
レオ「リオン。よかったね・・・。」
レオは母親が子供を見るような優しい眼差しでリオンを見る・・・。
それから、5時間後・・・・ここは血の海になる・・・・
辺り一面に血が飛び散り・・・・本も何もかもが血だらけ・・・・
こんな、温かみあるこの本屋が血の海になる事を誰が予想できただろう・・・・生存者がいるかどうかは、まだ言えない・・・・だが・・・誰が・・・・この本屋を・・・・いったい、誰が・・・・
店を出たレンリは、料理本をエド達に渡し軍が用意したホテルで今は眠りについている。
<ちょい説明>
レンリは、夜行性だから基本昼間の行動は無理です。
でもレンリは、エド達のため?かどうかは分かりませんが無理やり朝から起きて行動しています。
そのため、今レンリの体はボロボロです。
夜兎&龍族は、睡眠と食事をする事によって体力を回復させることができます。
なので、レンリは今夢の中・・・・・
真黒い暗闇の中、沢山の言葉が飛びかう・・・それはすべて私に対する物・・・私の罪・・・・・物語の結末・・・・
「あんたが、居たせいで・・・・お爺ちゃん!!」
「人間なんぞに恋などするからじゃ・・・」
「貴方は、一人なんかじゃないわ・・・だから・・・」
「レンリ、お前には龍神を殺すための道具だ・・・」
「あんたなんて、死んじゃえばいい!!」
「死ね!双子座の巫女!!」
「俺の野望のために、今ここで死ね!!」
今日も、あの子が私を殺す・・・
いきなり暗闇に薄っすらと白い霧が出始め、どこかで聞き覚えのある声がしてきた・・・・。
「レンリ・・・どうしても、俺達は戦はないといけないのか?」
「それが、あなたの選んだ道・・・私の選んだ道・・・残念だよ・・・・・・・今度こそは、貴方と同じ道を歩けると思ったのに・・・・・。」
「俺もだ・・・また生まれ変わった時また会おう・・・」
「うん、さようなら・・・エド・・・
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