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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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それに……エド……だったら……」
ブッ倒れるちょっと手前の所でレンリは言う。そんな中、突然シレーナが意味のわからないことを言い始めた。
シレーナ「森の・・・・・・月の・・・・・・息吹が聞こえる・・・・・・」
エド「おい、シレーナ大丈夫か?!あっ、涙が・・・」
流れていた大粒の涙が、小川のようになった。
シレーナ「暗闇の中で開く小さな光・・・・・・優しくて強い・・・・・・生命に満ちた息吹・・・・・・」
突然シレーナの胸辺りに錬成陣が出てきて、あの夢の中で聞こえた女性の声がまた・・・・・・

女性「安らぎ、癒しをつかさどるグリーンキー。貴方は、その勇気で試練を乗り越え彼女の癒しを強く願った・・・・・・そんな貴方に彼女は心を開いた・・・・・・心の鍵・・・・・・グリーンキ―を貴方に・・・・・・彼女の心を開くために・・・・・・」
女性の声がやむと錬成陣は消え、緑色の鍵が出てきた。そして、どこかに引っ張り出されるような感覚が体中に走った。
エド「うっわぁぁぁぁぁくっシレーナっ。」
エドは必死に、シレーナを離さないように強く抱きしめる。そしてまた、強い光がエドたちを襲う!
エド「うあぁぁぁぁぁ!!」


エド「うあぁぁぁぁぁぁ」
『ドスンッ』
エド「いっ痛たた・・・。ここはどこだ?」
辺りを見るとそこは・・・シレーナの部屋でほかのみんなもいた。もちろん、シレーナも。
エド「よかった・・・。みんな無事だった・・・。」
エドは独り男泣きをする。みんなが無事だった事に安心して・・・。
それから数時間後みんな起きてシレーナの周りに集まる。
アル「よかった〜、無事で。」
ウィンリィ「シレーナ、私すごく心配したんだからね!!」
レンリ「よかった〜。シレちゃんが死ななくて♪」
エド「本当によかった。」
だが、ここにリフルとブルースの姿がなかった。

リフル「さぁって、私はそろそろ行くかな〜?」
リフルは窓から飛び降りる準備を独りでしていた。そんなとき、後ろに影が!!
ブルース「もう行くのか?」
と思ったらブルースだった。ブルースはリフルの隣に座った。
リフル「あなた、闘蛇だったとわね。ただの犬かと思ってたからびっくりしたよ。」
ブルース「誰が犬だ!お前、俺たちの世界に来たことがあるのか?」
リフル「あるよ、何せ私はいろんな所を旅してきたからね♪よしっ、出来た!」
リフルはそお言うと窓に飛び乗り
リフル「みんなには適当に理由言っててねぇ〜。」
と言って飛び降りてしまった。
ブルース「ふっ、まぁ人間のガキの言うことだ。仕方ない聞いてやるか。」
ブルースは、いい笑顔で言った。

レンリ「シレちゃん、とってもいい笑顔だよそれ。」
シレーナ「うん・・・みんな・・・ありがとう^^」
シレーナは、今まで見た事の無い
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