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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
第三章 過去そして未来
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お父さん・・・。」
母「・・・そう・・・シレーナもお母さんを裏切るのね・・・。」

それ……から……一週……間後……お……母……さん……は……突然……家……を……出って……行った…………村の……人……たち……の……陰口……は……さら……に……ひどく……なった……けど……私……と……お……父……さん……は……それ……なり……に……楽しく……暮ら……して……いた…………

過去(楽しい親子の風景)

……ある……日……お……父……さん……が…………

父「なぁ、シレーナ。旅行に出かけないか?」
幼シレーナ「旅行?行きたい!!あっ、でもお金は??」
父「大丈夫だ、お父さんの親せきのうちに遊びに行くだけだから、その親戚の人が払ってくれるんだよ・・・あっ!」
幼シレーナ「ああ!お父さん今親せきの家に、遊びに行くだけって言った〜。もう、旅行じゃないじゃん、ぷ〜。」
父「ごめんごめん、でも遠くに行くから少しは旅行っぽくなるよ。」
幼シレーナ「本当?」
父「ああ、本当だとも。」
幼シレーナ「分かった。準備してくるね♪」

今……思え……ば……あの……時の……私……は……幼すぎ……たんだと……思う……お……父……さん……に……行き……先……を……聞い……て……いない……し……それに……お……父……さん……は……私……の……荷物……だけ……用意……して……自分……の……荷物……は……用意……して……な……かったのに…………

過去(別れ)

……それ……から……何日……か……経って……やっと……シン……国……に……ある……親せき……の……家……に……つい……て…………

幼シレーナ「大きなお家だね、お父さん。」
父「あっ、ああそうだな・・・」
幼シレーナ(なんか、今日のお父さん変だな〜。)
『ガチャ』
親せき「おおよく来たな!」
父「お久しぶりです。」
幼シレーナ「こっこんにちは・・・。」
親せき「おお、大きくなったねぇ〜シレーナちゃん・・・。」
幼シレーナ「はっはい!」
父「・・・・・・よろしくお願いします・・・。」
親せき「ああ、シレーナちゃんのことはワシに任せなさい・・・。」
幼シレーナ「えっ?任せるって?ねぇ、何話してるの?お父さん・・・」
父「さようなら、シレーナ!!」

お……父……さん……は……そう……言って……私……の……もと……から……去って……行った……村の人……たち……や……お……母……さん……みたい……に…………

幼シレーナ「お父さん!!お父さん!!捨てないでよ!!私を一人にしないでよ!!お父さん!!」
親せき「シレーナちゃん、行っちゃだめだ!!」
幼シレーナ「お父さん!!お父さん!!」
父(すまない・・・すまない・・・シレーナ・・・)

私……は……親せ
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