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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
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アデールは得意げに言った。
リフル「でもっ、デスピル病にかかった人は獣になるって・・・。貴方は、シレーナちゃんを獣にしようとしてるんじゃないの?!」
リフルは、強気で言った。
アデール「あっははは・・・。そんなこと本気で思ってるの?あっははははははは・・・・。」
アデールはものすごく、人を馬鹿にしたような笑い方をした。(この人、私は嫌いだな・・・。)リフルは心の中で思った。
アデール「私は、黒龍の巫女。私は滅びの詩ですべてを、結晶にしてとどめる力を持っている。分かる?私はこの子の心が、これ以上壊れないように、結晶にしてとどめているのよ。それから、デスピル病の真実は・・・!」
レンリ「アデールやめて!!」
アデールがデスピル病の真実を語ろうとした時、レンリが突然震えながら言った。
レンリ「もう・・・やめて・・・それ以上言って苦しいのはアデールのほうだよ・・・(泣)」
ポロポロと涙を垂らしながら、レンリは言った。それが何を意味するのかは、今のエドたちにはよくわからなかった。
アデール「よく、言うわね。人殺しが!!」
アデールがそお言った途端、空気が一気に変わった。(えっ、レンリが人殺しって、どういうこと・・・?)
いったいアデールの言う、人殺しとはどういう意味なのか?!そしてなぜ、レンリは涙を流しているのか?!
〜真実の裏に真の真実があり〜
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