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鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――

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ドとブルースも到着した。
レンリ「ブルース!」
ウィンリィ「エド!!」
皆エドとブルースのもとに駆け寄った。
エド「お前ら、無事だったんだな!」
ウィンリィ「無事だったんだな。じゃないわよ!みんな心配してたのよ!!」
ウィンリィはエドの体をたたきながら言う。
アル「そうだよ!兄さん!」
エド「心配掛けて、悪かったな・・・。」
エドは、みんなに心配をかけたことを詫びた。
リフル「ううん、べつにいいよ。みんな無事だったんだしねぇ、レンリ!ん?レンリ?」
レンリは、歌声が一番よく聞こえてくる、大きな花の結晶がある方向を見ていた。しかも、真剣な表情で。

レンリ「あそこにスピル―ンが・・・。」
独り言っぽくレンリは言った。(スピル―ン?確かシレーナちゃんのすべての感情が集まっている場所だよね・・・。あの、大きな花の所にあるのかな・・・?)
レンリ「さぁ、みんな揃ったしあとはあそこにいるボスを倒してシレちゃんの心の傷をいやすだけだよ!!」
レンリはさっきとうって変わって、明るく元気に言った。
エド「ああ、そうだな。シレーナをデスピル病から救うぞー!!」
全「おおー!!」
皆でまた、一気団結した。(シレーナちゃん、待っててね。私たちがきっとあなたの病気という苦しみから、開放してあげるからね。)

だが、スピールのそばにいるのはレンリにとってとても大切な人がいるということは、まだ誰も知る者はいなかった。リフル達は、デスピル病の真実の傍らを見ることになるだろう。それを知った時、リフル達は何を思い、何を感じるのだろう。


???「フゥーミシカー ヴィナ サーミシルーヤ フゥーミシカー イナサービシリューユ アージャシナウ カーボシナウ コーエーキー シーヴァナー・・・・・・」
大きな結晶花の所に行くと、赤いドレスのようなワンピースを着ている少女が歌を歌っていた。しかもよく見ると、歌を歌えば歌うほどみるみるシレーナの心の中が結晶になって行く。

エド「なんだ、これ?!シレーナの心がどんどん結晶化していくぞ!」
少し、レンリやブルースに向けてエドは言った。
レンリ「・・・・・・滅びの詩・・・。」
レンリは小声で言った。
ウィンリィ「滅びの詩って・・・・シレーナの心が滅びちゃうってこと?!」
少女が、ウィンリィの声でエドたちがいることに気付いた。
???「あら?こんなところでまた会えるとわね、レンリ。」
レンリ「アデール・・・。」
少女は少しレンリをバカにしたような感じで言い、レンリは少女を恐れているかのように言った。

アル「君はシレーナの心に中で何をしていたんだ?!」
アルはアデールに聞いてみた。
アデール「なにって?私は、この子の心が壊れようとしていたから、これ以上壊れないように止めてるだけよ。」
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