暁 〜小説投稿サイト〜
鋼の錬金術師 貴方を守りたい――12人の巫女と1人の神――
3
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
、捨てたりなんてしない!」
と言ったが、やっぱり今のレンリには何を言っても聞かないようだ。だが次の瞬間、レンリが飛びかかってきて!
レンリ「死ねー。殺させるくらいなら、こっちから殺す。死ね死ね死ねー。」
エドの首を絞めてきた。
エド「や・・・め・・・ろ・・・・。」
エドも必死に抵抗するが、レンリの力は普通の女の子よりはるかに強く1分もあれば絞殺されてしまいそうなほどだった。このまま絞められ続けると死んでしまう!とエドが思ったその時だった、レンリの胸のあたりが急に光り出した
レンリ「ッ!!!」
エド「なっ……なんだぁ?」
光が消えた後に恐る恐る、目を開いてみるとそこにはっ!!!
レンリ「ふぅ……危なかった……。」
黒髪で紅色の目をした少女がエドにまたがっていた!エドはバシッと少女を突き飛ばし、少女の下から逃げだした。
エド「ゲホッ、ゲホッ……おっ、お前はだれだぁ?!レンリは何処に行ったぁ?!」
少し離れた所から、いつでも武器を錬成出来る体制でエドは謎の少女に向かって言う。少女は一つも表情を変えずに、
レンリ「あの子が闇に覆われていたから出てきた。あのまま、ほおっておいたらお前死んでた。」
と言った。
エド「…闇に覆われた?…出てきた?…死んでいた?…お前何を言って…?」
レンリ「うッ」
突然、少女が胸を押さえて苦しそうな声をあげた。
エド「おい、大丈夫かぁ?!」
慌ててエドが少女に近寄る。
レンリ「あの子が出てくる……私はもう……ダメ……」
少女がそう言い終わると、また少女のの胸のあたりから光が出てきて
エド「ッ!!」
エドはあまりのまぶしさにまた目を閉じた。
エド「……くっ……」
やっと光が収まり、目を開いてみると見の前には
レンリ「はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・」
とても苦しそうな呼吸をするレンリの姿があった。
エド「レンリ?!お前、さっき一体どこに?!『ゴキッ』うっ」
突然何者かに後ろから蹴られた。エドの意識はだんだん薄れていく……そんな中苦しそうな声でレンリがこう聞いてきた……
レンリ「ねぇ、エド。エドは誰を犠牲にして誰を守るの?」
と少し悲しそうな表情をして。エドは意識が薄れながらも
エド「俺は、誰も犠牲に出さずに皆を守る・・・・・。うっ・・・。」
エドの視界はだんだん真っ暗になっていき
レンリ「そんなんだ。やっぱり、エドもあの人と同じことを言うんだね。・・・・おやすみ、エド。また明日・・・・。」
レンリが言い終わる前にエドの意識は途絶え、エドはその場に眠ってしまった……
そして、レンリも自力でベットに戻りそのまま深い眠りに落ちた。
――現実でも夢でもこの地獄は永遠に終ったりしないのに――
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ