第7章 大魔闘演武編
大魔闘演武
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リアが着ているドレスもワンピースで、
上半身は水色で、下半身は長いピンクのスカートを履いていた。
「ありがとう、ウェンディ。」
「おーい!シェリアー!」
「お兄ちゃん!」
「ん?おおっ!ダチのウェンディも一緒か。こんなの持って来たぜ。」
ニスイはそう言うと、2人に持ってきたモノを見せた。
「わぁ!!見てシェリア、宝石みたい。」
「綺麗だね〜、どんな味するんだろ?」
ニスイが持ってきたモノを見た2人はそう言う。
オレンジ色に光っている、たくさんの果実が中に入っているゼリーだった。
「食べな。俺は別にいいからよ。」
「「本当!!!」」
「おう。」
「「それじゃ・・・」」
2人はスプーンで救って口の中に運んだ。
「「おいし〜〜(ハート)」」
2人は幸せそうな表情でそう言った。
「おいしそうですね。」
「初代!!?」
ウェンディの目の前に、妖精の尻尾の初代マスターである
メイビスが出てきたのだ。
「あ?」
「どうかしたの?」
「う・・・ううん。何でもない」
「「?」」
実は、メイビスは妖精の尻尾のメンバー以外は見えていないのである。
「私も食べたいです〜。」
「我慢してください。幽霊なんですし。」
ゼリーを食べたがっているメイビスをウェンディは説得する。
「お〜い、そう言えば聞きてぇ事があるんだが。」
「え・・・はい?」
ニスイがウェンディに尋ねて来たのでウェンディは返事をする。
「お前の兄ちゃんはどうした?見かけねえが・・・?」
「あれ・・・そういえば・・・見てませんね・・・。」
ウェンディはコージがいない事に気が付く。
「初代・・・見ませんでしたか?」
「さあ?」
ウェンディはメイビスに聞くが、メイビスは知らないようだ。
「どうしたんだろう・・・そういえば、ナツさんも見てませんね・・・
こーゆートコだと1番目立ってるのに。」
ウェンディはコージだけでなく、ナツがいない事にも疑問に思った。
「ウェンディ!!お兄ちゃん!!近くに何かいるよっ!!助けて!!」
「じとー。」
メイビスの見えない存在にシャリアは怯えだすのだった。
「おーーーい!!!うちの大事な妹に近づくクソ野郎は!!!!
隠れてないで、出て来いやぁぁ−−−っ!!!!」
ニスイは怒り気味でそう言う。
「私・・・何も悪い事、してないのに・・・・・・。」
ニスイの言葉に、メイビスは泣くのだった。
「あぁ・・・しょ、初代、落ち着いてください・・・。」
ウェンディは何とかメイビスを宥めよ
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