第23話 自宅って...何?
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「おおよそは、あってるな...」
この家は、和風建築に似たものをつくってもらった、ただ、トイレや風呂は現代風だが
「ケンジ、ケンジ達の世界ではお風呂があるのが当たり前なんですか?」
「うん、そうだけど」
このパターンはあれだ、こっちにはあまり無いとかだ
「この世界では、貴族の家と、銭湯にしか無いんですよ...ちょっと見てきて良いですか?」
「うん、良いよ」
「ねえ、兼司、兼司は和風建築が好きなの?」
「学校で、日本について、何でも良いから調べてこい、って言われて、その時に調べてから少し興味が出てね...」
「ん...そうなんだ、僕は、ヨーロッパとかにある家が好きなんだけど、落ち着かなさそうだよね」
「そうだね」
「ケンジ〜!ちょっと来てもらえますか?」
何かあったのだろうか...
「わかった」
「ケンジ、このお風呂大きいですね」
...多分、あれだ、こっちの世界には、小さめのお風呂を作るという、概念さえ無いんだ...
「ほんとだ...これなら皆で、入れるな...」
皆と言うのはシーナ、エリー、響の三人だ
「皆で...ですか...|ボッ」
「大丈夫?顔赤くなってるけど...」
やべえ、急に発症するタイプの病気かも知れねえ、こっちの病気のこともよくわかんないしな...
「大丈夫...です...」
「とりあえず、部屋に行って、休んできたら?」
「そうですね、そうします」
そういえば、自分の部屋見てないな...
「響、エリー、ちょっと来て」
「どうしたの?」
「どうしたんですか?」
「自分達の部屋に行こう」
「そうですね」
「さて、ここが...エリー、ここが...響、ここが...俺だな、じゃあ、入りますか...」
「必要最低限の物は、あるな、ベットに洋服棚か、イスと机が欲しいところだな、後で買いに行こう」
「響、エリー買い物行こうか、家具を買いたいし」
「そうですね」
「じゃあ、行こうか」
この家が町の中心部に近いお陰で、買い物は楽だな
「じゃあ、自分の部屋に置きたい家具を選んできて」
ん〜...普通のイスに葉っぱ見たいな形の机を買おうかな...
元の家でも同じの使ってた気がするけど...まあ、良いか
でも、洋服以外の物を置くためにもうひとつ棚を買うか...
「兼司、選んできた」
「私も、終わりました」
「じゃあ、買うか...すみません」
「はい、これらをご購入ですね...全部で、銀貨13枚になります」
「はい...どうぞ、配達とかってできたりします?」
「はい、今回は銅貨50枚で配送できます」
「じゃあ、それもお願いします...」
「では、これに記入を......」
以外と、元の世界と同じようなことを書かされたな...明日には届くらしいし
明日から、日課の読書
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ