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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica3-Eマリアージュ事件〜Marin Garden〜
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「大丈夫! アイリは、特騎隊のエイダー2! 何度も前線に参加したし、AAA+の実力だし、氷結系だしね!」
そう言って胸を張るアイリには、実際に何度も助けられているからな。エイダーチームは名前通り後衛支援担当だ。特騎隊の前線組の中で怪我をするメンバーはまず居ないが、任務先での民間人や、俺以外のメンバーが被疑者をボコり過ぎた際に治療に当たってもらう。エイダー1のティファレトを含め、2人は俺たちの生命線だ。
「そうだよな。単体戦力としてもう十分強いからな。じゃあお互いに・・・」
「健闘を!だね♪」
――
我を運べ
(
コード
)
、
汝の蒼翼
(
アンピエル
)
――
施設内の飛行許可を取っていることで、俺は剣翼を展開してマリンガーデンの奥へと向かいつつ、サーチャー術式の「イシュリエル」を施設内にバラ撒く。これでいつどこにマリアージュや暗殺者が出ようが判る。
――
舞い振るは
(
コード
)
、
汝の麗雪
(
シャルギエル
)
――
前後左右50m間隔で氷槍を1000本と空に展開し、それを空に維持する。そうして目的の城の前に着地すると、「お待ちしておりました!」とスーツ姿の男性が数人と俺を出迎えてくれた。
†††Sideルシリオン⇒アイリ†††
スバルやマイスターと別れた後、アイリは1人アーケードの中央広場に残って、アーケードの隅っこにある塔型の管理棟へ向かって走る。管理棟の地下3階へと降りて、遺跡へと繋がるハッチから進入するみたい。管理棟の入り口に辿り着いたその時、ドォーン!と大きな爆発音と振動が襲ってきた。
「わわっ!? なになに!?」
音の出所を見れば、「ちょっ、あそこって・・・!」シャマル達が居るはずの駐車場付近だよね。アイリは「シャマル、アインス!?」って通信を繋げてみる。でも「ノイズが・・・!」酷くて、なかなか繋がらない。思念通話はどうかなって思って、そっちも繋げてみるけどダメだった。爆発によるある種の妨害かも・・・。
「マイスター!」
今度はマイスターに通信を入れると、『イシュリエル越しで見ていた!』ってすぐに繋がってくれた。状況は、駐車場が大きく爆発したとのことで、被害の方は煙の所為でよく判らないみたい。
「アイリが見に行ってこようか?」
『いや、アイリは任務を続行だ。付近には陸士隊や警備隊も居てくれるし、それに何よりシャマル達も一緒だ。今は様子を確認できないがきっと無事だ。だからマリアージュには後れを取らないだろうし、アインスなら暗殺者とも真っ向から戦える』
「・・・そう、だよね・・・。うん、了解」
マイスターとの通信を切り、管理棟ヘ入る。待っててくれたスタッフから「こちらです!」って案内されたのは地下深くにあったメチャクチャ広い倉庫。その隅っこの床にスライド式のハッチがあっ
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