暁～小説投稿ｻｲﾄ～:和-Ai-の碁チート人工知能がネット碁で無双する津田久美子の日記帳　七冠棋士誕生編

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和-Ai-の碁チート人工知能がネット碁で無双する

第二部　番外編　エンドロール
津田久美子の日記帳　七冠棋士誕生編
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H25年〇月△日

　U20桐嶋杯が宙空(おおぞら)杯に名称を変更。
　どうやら桐嶋杯の名称は別の棋戦に使いたいらしい。

H25年〇月▽日

　塔矢君が倉田先生から棋聖を奪取し初の大三冠！！もちろん史上最年少記録だ。
　大三冠は塔矢行洋先生以来の三人目の大記録で、大きなニュースとして報じられた。

H25年△月〇日

　塔矢君の騒動に紛れて倉田先生が人気声優の何多良幹羅ちゃんと密かに結婚。

H25年×月×日

　KGSグループの岸本さんが音頭を取って日中共同で人工知能開発の共同プロジェクト和-Ai-を発足する。
　岸本さんは英国の人工知能企業にも声をかけたけど断られたと嘆いていた。
　英国の人工知能企業は米国の世界最大級のインターネット企業に買収されたそうだ。

H25年◇月×日

　現在、六冠の塔矢君は史上最年少のグランドスラム（通算で7大タイトルを全て経験）どころか
　史上初の七冠独占の可能性があるということでタイトル戦には連日記者が押しかけて大変そうだ。
　報道が過熱して騒動となっており、流石のいろはちゃんも「あれは無理」って言ってる。

H25年▽月〇日

　塔矢君の七冠独占がかかる王座戦は倉田王座が完全に悪役(ヒール)状態だけど本人はノリノリだ。

H25年▽月◇日

　王座戦の最終局の終盤では緊張のためか塔矢君の手が震えだし石がまともに持てないまでになっていた。
　倉田王座との対局は2敗からの3連勝という大逆転勝利で囲碁史に残る逆転劇とされている。
　記者会見で「(語学も堪能ですが)苦手な事はありますか？」と聞かれ「囲碁かな？」と答えていたのが印象的だった。

H25年12月×日

　囲碁界まとめ

　塔矢君は倉田先生から棋聖を奪取し初の大三冠(棋聖・本因坊・名人)を達成する。
　そして塔矢君は十段、本因坊、碁聖、名人を防衛、ついに倉田先生から王座を奪い史上初の七冠を達成！！
　また天元戦も挑戦者の進藤君を跳ね除けて防衛に成功。囲碁界はお祭り騒ぎになった。

　塔矢アキラ棋聖・本因坊・名人・十段・王座・天元・碁聖の完全七冠独占を達成。
　また過密日程が心配される中で国際棋戦にも出場し高夏永を破り日本人棋士の3年ぶりの優勝を飾る。

　東堂シオンちゃんは女流棋戦には参加せず、
　七大タイトルの本戦出場やリーグ入りを果たして来年のタイトル挑戦が期待されている。
　そして奈瀬女流が棋戦に復帰した。

　私は女流名人を奪取し初の女流二冠となった。香川いろはちゃんは女流棋聖を奪取。
　しかし立花みほし女流が女流最強位を奪取して、層が厚くなった女流棋戦は「三すくみ」の時代になった。

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