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和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 番外編 エンドロール
津田久美子の日記帳 プロ低段編
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H19年03月×日

 第2回KGS杯コンピュータ囲碁大会で楊海が開発した狂石が再び優勝。
 一柳名誉棋聖と対局し19路盤の7子局で中押し勝ち。
 一柳先生は「19路盤の棋力を判定するならアマ四段ぐらいだが、まだ底知れない力を秘めている」と評価。
 今やプロ入段レベルまでなら十年以内で来るのではないかと噂されるが、
 開発者の楊海さんは10年以内にプロ入段どころかトッププロを倒すと豪語していた。

H19年△月◇日

 塔矢アキラ名人がNHNのテレビで「こども将棋囲碁戦」の解説を行う。
 冷静な口調で黒石が死んでしまっていることを指摘して多感な子供を泣かしてしまった。
 子供の涙に慌てる塔矢君の動画がネットに流れる。
 私も聞き手だったので動画を見た友人に揶揄われることになった。

H19年×月×日

 香川いろはちゃんが「10代から20代の若者への囲碁普及」をミッションに掲げて
 フリーペーパーの活動を事業化してAmiGo Projectを発足する。AmigoBlogがメインスポンサーだ。
 奈瀬明日美女流も発起人として名を連ねた。私ももちろん参加した。
 また私が参加している和谷君の主催する研究会の面々もスタッフとして協力してくれた。
 元桜が丘高校の女子囲碁部の他に、あかりはもちろん元葉瀬中囲碁部や元時定高校のメンバーも誘った。
 奈瀬さんや小宮先輩の院生仲間だったという飯島さんが大学卒業後に大手企業で記者として働いており幹事となった。
 
 フリーペーパー「いござんまい」も5万部を発行。
 現在は女優としても活躍する東堂シオンが表紙を飾りプレミアになる。

 またワークショップなどを開催して盛況だった。

H19年▽月△日

 五月のライオンのアニメ(第一部)が終了→6クール全72話

H19年□月×日

 東南アジアでの震災復興事業が落ち着き岸本さんが日本に一時帰国。
 桐嶋堂から奈瀬さんを中心とした桐嶋研メンバーによる打碁集『和-Ai-』が出版。
 塔矢アキラ名人による『五月のライオン囲碁入門』が英訳され海外出版。

H19年12月×日

 囲碁界のまとめ

 緒方先生は棋聖防衛、畑中先生が十段を奪取、倉田先生が本因坊を五連覇し永世称号を獲得
 畑中先生に伊角さんがタイトル初挑戦し碁聖位を奪取。伊角碁聖が誕生。
 塔矢名人に進藤君がタイトル挑戦。二人のタイトル戦初対決は塔矢君が名人防衛に成功。
 緒方先生は王座防衛、倉田先生は天元を防衛

 緒方棋聖・王座、倉田本因坊・天元、塔矢アキラ名人、畑中十段、伊角碁聖

 今年は伊角さんが碁聖になるなど5年目となる和谷研メンバーの活躍が目立った年だった。
 第2回若鯉戦では和谷研のフクこと福井君が棋戦優
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