暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
6部 なのは落ちる
3章 なのはの立ち上がり
そして高町家に
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
?」

「え、何もしてないですが」

「まさか神速の射抜かわされるとは思わなかったよ〜」

「私もびっくりです、今は大丈夫ですが、視界が白黒になるし、美由希さんの動きはスローモーションに見えるし」

「「「え」」」

「父さん、いや師範」

「まさか」

「どうしたんですか?」

「どうやら、綾君の視覚が神速の領域に入ったみたいだね」

「どういうことですか」

「すごい集中力で入ってしまったということだよ、神速は使用できないがきっと集中していればスピード自慢でも当てるのが難しいだろうね」

「そこまでの集中力なんだ」

「でも諸刃の剣でもある」

「どういうことですか?」

「目のほうにすごい集中しているから目の疲れがひどくなるはずなんだよ、限度超えて使用したら失明の可能性もある」

「どうしたら」

 流石に失明は困るしね

「自然に使用できるように訓練しかないだろうな」

「はい」

 でもまさかね
俺が神速の扉の一つを開くことになるとは思わなかった。

「もしかしたら神速が使用できる日が来るかもしれないがその時はできても使わないこと」

「どうしてか聞いてもいいですか」

「御神の訓練は神速を使用するための体つくりをしているんだよ、
それで使用可能ができるって言ってもいい。
もし十分に鍛えてないと足が壊れることになるだろう」

「解りました」

そうして俺は朝ごはんもいただき翠屋を手伝って帰宅した

「ただいま」

「「おかえりなさい」」

「不束な娘が帰ってきましたわお母さま」

「あれは桃子さんとのじゃれあいってわかるでしょ」

「速く嫁いでほしいみたいだし」

「そんなこと」

「しかも女性の所なんて、お母さまは私を笑いものにしたいんですね」

 芝居のかかった泣き方でお母さんに言ってみる

「だって、こっちに来たらなのはちゃんに綾ちゃんとられた感じがしたから」

「今なのはは」

「知っているよ、その前から感じてたからね」

「もう」

「どこにいても私たちの子っていうのは確かなんだし」

「は〜い」

 寸劇終了。母娘のスキンシップだよな
自分の部屋に戻ろうとしたらお父さんに袖口を引っ張られた
内緒話のように耳元で

「お母さんも寂しかったんだと思うよ。
お母さんの言う通り、我が家の宝物だからね」
お母さんはきっとそこまで持ち上げてない

「うん、ありがと、私もお父さん、お母さんのこと好きだよ。部屋に戻るね」

 恥ずかしいけれどこういう事は口に出さないとね
環境が人を変えるか
こういう変化ならいいのかも
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ