暁 〜小説投稿サイト〜
和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第43話 北斗杯前日
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碁聖にリベンジするつもりだ」

「王座戦も本戦を勝ち進んでいるし、天元戦だってある。今年は必ず何かタイトルを取る」

「オマエらが目指す上の舞台で待っててやるよ。良いご褒美だろ?」

「来るんだろ? “高み”に」(ドヤァ)

「はい」「はい」「「……はい」」「ハイハイフラグフラグ」

「ま、師匠じゃないがエラそうに講評したけど後はオマエら次第だ」

「「ありがとうございました」」

((っていうか倉田さん、ちゃんと囲碁の講師とかできる人なんだ意外))

「というわけで2泊3日よる合宿も終わりだー。
 オレは遅くなったけど夕飯は食べてから帰るけど夜はちゃんと寝ろよ?」

((やっぱりメシは食べるんだ))

「あと明日のレセプションは午後からだけど代表メンバーは遅刻すんなよ?」

「「はい」」

「ホテルも間違えるなよ?」「あつぽん間違えたことあるよね」

((ホテル間違えたことあるんだ))

「みんなはどうするの?」

「オレは今晩も塔矢んとこ泊まって朝に帰ってからスーツに着替えてレセプション」

「ボクは帰るよ」「オレも今日で解散」

「ワイは和谷とこ泊めてもろうて北斗杯は応援に行くで」

「わたしもトモダチの久美子と北斗杯は応援に行くよ」

「久美子って津田久美子ちゃん?」「うん」「え!?」

「へー、じゃあ藤崎あかりちゃんも応援に来るんだ」

「うん。久美子が紹介してくれるって言ってた」「うげっ!?」

「へー、良かったじゃん進藤」(ニヤニヤ)

「ん? 藤崎あかりって?」「あ、和谷は知らないんだ。あかりちゃんは――」

「わーわー、奈瀬っ! ストップ! ストップ!」

「フーン。どうでもいいけど夕飯に今から宅配ピザ注文してもいいか? 塔矢」

「え? ピザですか……」「おいおい。教えろよ進藤!」「誰か助けてくれー」

「人間諦めも大事やで」「アキラメナヨ」

「ではボクは帰ります。倉田先生、研究会よろしくお願いします」「おう!」

「意外と進藤も隅に置けないな」「そうよねー」「塔矢まで敵に回った!?」
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