暁 〜小説投稿サイト〜
和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第39話 高校生活
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他にも院生のちょっとカッコいい感じの三年生の小宮先輩が時々部活に顔を出して指導碁を打ってくれる。いろはちゃんもプロ試験で対局して勝ったことがあるらしい!
そのうちプロにはなれるかもしれないけどタイトルや棋戦優勝とかはない平凡な棋士。
あとメガネもかけてないから優良物件じゃないとかめちゃくちゃ失礼なことを言ってた。
「わたしは廊下で詰め碁をしてはならないという校則があってこないだ怒られた」
「……そんな校則があるんだ。って廊下で詰め碁って何?」
「何って廊下で盤を広げて――」「そこ詰め碁の本を解くとかじゃないんだ!」
「うちの学園は校則が多くて覚えきれないよ」「そうなの?」
「第3243条の“廊下を走ってはならない!”とか常識的なのは大丈夫だけど――」
えっ?第3234条っておかしくない!?校則が3000条以上もあるの??
「第15420条の“ステップアップをスケッチブックと言ってはならない!”とかおかしいと思わない?」
「えっ? 千じゃなくて万!?」
校則の内容より数に驚きだよ。恐るべし私立パプリカ学園。
東堂シオンちゃんの他にアイドルもいっぱい在籍してるっていうけどお嬢様学園って凄いんだ。
「そうそう。いろはちゃんも北斗杯は応援に行くんだよね?」
「うっうー、北斗杯にはメガネが足りてない」
まあ何だかんだでいろはちゃんは変人だけど付き合いの良い女の子だ。あかりも忘れずに誘わないと!!
あかりは本命の公立に落ちちゃって私立の時定高校で女子囲碁部を作ろうと頑張っている。
先日、囲碁サッカー部(何それ?)に入ろうとしていたクラスメイトの関口ユリアさんって女の子を誘ったって喜んでいた。
囲碁部の顧問も新しく高校教師になった国語の先生にお願いするらしい。団体戦まであと一人だ。
何かと忙しそうな、あかりは週刊碁とか碁ワールドを買って棋戦のチェックとかしてないもんね。
まあ、あかりが陰ながら進藤君の記事とか切り抜いて集めてスクラップ帳に保存してたりしてたら、それはそれであかりのイメージがストーカーチックになって嫌だけどね。
北斗杯の我らが日本代表チームは塔矢アキラ三段、奈瀬明日美二段、進藤ヒカル初段。団長は倉田厚七段。
そして奈瀬女流棋聖は流石です!!期待通りの代表入り。ゼッタイに応援に行かなくちゃ(使命感)
進藤君が代表になったのはビックリしてる。元クラスメイトが日本代表かぁ。
優勝候補の韓国代表チームは16歳の高永夏三段、17歳の林日煥四段、14歳の洪秀英二段。団長は安太善八段。
中国代表チームは18歳の陸力五段、16歳の王世振四段、14歳の趙石三段。団長は楊海八段。
「塔矢先生は中国リーグ
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