暁 〜小説投稿サイト〜
和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第21話 未来の可能性
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記録を更新してるのが16歳の高永夏(コヨンハ)」「韓国は低年齢も層が厚いですね」
「高永夏は例の騒動で韓国の高段棋士たちがガタガタしてるから、タイトル取るかもって言われてますよ」
「もし高永夏がタイトル取ったら出場はどうなるのかな?」「なんの話ですか?」
「まだ噂だが、日中韓のジュニア杯。
18歳以下の棋士が対象の団体戦をある企業がスポンサーについてやろうとしてるらしい」
「日中韓ジュニア杯!?」「18歳以下!?」
「そんな!日本でその年齢で中韓に対抗できる棋士なんか―」
「塔矢アキラがいる!」「お!」
「それに天元戦で倉田先生に勝った女流の奈瀬明日美!」「おおっ!」
「いや奈瀬女流は天元位の可能性が僅かにあるし、女流棋戦でも活躍してる。そうなると来年は日程が……」
「そうなると塔矢君くらいかあー」「越智君はどうだ?」
「越智君か大手合いではまだ負けナシだっけ?」「そう彼は14歳だし年齢的にも評価できる」
「でも中韓相手じゃキビシイでしょ。国内で期待できそうなのは塔矢君に奈瀬女流くらいかー」
「進藤君がいる」「え?」「進藤くん?」
「ああ彼も二人に並ぶ素質の持ち主だと思う」
「進藤君って手合いをサボって子?」「あの子がですか?」
「塔矢行洋、桑原本因坊、緒方二冠という錚々たる人達が、何故か彼を気にかけているんだ」
「塔矢先生が新初段シリーズで直々に指名したってやつですか?」
「でも対局の内容は酷かったですよね。」「逆に奈瀬女流は新初段シリーズで名を挙げましたよね」
「――うん。だが不思議なことに桑原先生達はそれでも進藤君の評価を下げなかった。
そして塔矢君がハッキリと進藤君をライバルと見ていることを知ってからボクも進藤君に期待する一人になったよ」
「塔矢君が!?」
「あ、ボクは奈瀬女流のインタビューで聞きました二人のようなライバル関係に憧れるって」
「桑原先生が進藤君を評価してるってウワサなら聞いたことがあるな」
「桑原先生の人を視る目はヤバイくらい確かですからね。ほら推薦したアマチュアの東堂シオンとか」
「そういえば倉田さんが週刊碁を広げて『お、進藤と塔矢の対局日決まったのか』って――」
「倉田君まで?」「手合いに出てくるようになってからの成績は?」
「8戦して全勝だよ」「へぇ!」
「でもいいですね!その調子でアマチュアの東堂シオンだけじゃなくって――。
やっぱりプロになった若い人が上を凌駕していって欲しい」
「いやあ古豪の連中は一筋縄じゃあいかんぞ」
「棋風を一新して見事に復活を果たした一柳棋聖に、王座に復位した座間先生」
「でも、緒方先生が一角に切り込んでますよ!」「倉
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