暁 〜小説投稿サイト〜
和-Ai-の碁 チート人工知能がネット碁で無双する
第二部 北斗杯編(奈瀬明日美ENDルート)
第06話 桐嶋研
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 ちゃっかり自分も持ち時間3時間で対局をお願いしちゃうなんて」

「塔矢先生はAiの対策とかされてるんですか?」

「いや。この研究会にも誘ったんだが、あまり先入観を持って対局したくないと言って断られた。
 ただ棋譜は並べてるよ」

「まあ今まで正体を明らかにしないってえのがシャクだったけど……。
 ネット碁で勝てば明かすって言ってるんでしょ?
 いやー。名人になったら、こっちから挑戦状叩きつけてやりたいねー」

「一柳先生は名人リーグ快調ですもんね。首位は畑中先生でしたっけ?」

「名人リーグは活躍してる一柳先生が、昨年から研究してるAiの新手を取り入れた手法を使って実際に勝ってるっていうのがホントに凄いですよ!」

「でもオマエは2年前はネット碁に突然現れたAiの棋譜を検討しながら何だよこの手とか言ってたよな」

「ははは。あの頃は色々と難癖つけてAiの手を批判してました。すいません」

「囲碁界随一Aiマニアの奈瀬さんがプロ初年で若獅子戦を優勝しちゃうんだからね。時代は変わったよ」

「あー。ほんと偉そうに批判しないで素直に学んでおくべきだった!!
 そしたらリーグ落ちしなかったのにー」

 とりあえず桐嶋研は定期開催が難しいにしても月に1度は開催しようということになった。

 正直なところ私が幹事でなければ好きにやってくれていいんだけどなー。

 口には出さないけど。
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