第六章 Perfect Breaker
月下の疾走者
[2/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
チのめせる」
「加々宮は俺が担当で・・・・ホントに面倒くせぇ相手だからなぁ・・・・・また閉じこめるのにも策がいるぞ」
「いや、待ってくれ。いま思いついたんだが、そいつ超再生なんだよな?」
「うん?そうだけど」
「だったらさ、あの二人に頼んで・・・・」
「・・・なるほど。キタコレ」
「ショウ、エッグいこと考えんのな」
「そう言ってないで城戸も考えろよ」
「考えてるっての!!蓮、いい加減お前オレのことだなぁ・・・・」
「「城戸には無理だろ」」
「酷くねぇ!?」
「となると、俺の手が空くな」
「じゃあ蒔風はセルトマン狙いになるのか?」
「出来ればセルトマンには三人がかりで行きたい」
「じゃあ俺と五代さんがいきます?」
「あー・・・・五代さん、大丈夫ですか?」
「世界を壊す相手って言うんなら、仕方ない、よね・・・・」
「全力出しても死ぬような相手じゃないから大丈夫ですよ」
「で、あの軽い奴は?」
「あいつはオレがやります」
「そ。じゃあ任せた」
「はい」
「あ、じゃあ私も行く!」
「いや、唯子には向かってもらいたい場所がある」
「うん?どこですか?」
「ちょうどいま士たちが調べてるここに・・・・」
「あの超硬度の奴には?」
「あれには理樹を当てる」
「理樹・・・ってあれ、理樹は?」
「そういや理樹、落ち込んでたけど・・・・」
「そういや、相手の方が固かったとかで苦戦だったし・・・・」
「北郷がいりゃ、セルトマン相手でも行けるかもしれないんだけどな」
「あいつの万能性はオレらの中でも随一だからな。力の返還が出来る翼人の中でも、あれだけ特化したのは珍しいくらいだ」
「今、魔術教会との交渉だっけか?」
「ん。結構かかるなぁ・・・・」
そんなこんなで会議というにはあまりにも気の張っていない、会話というべき時間が過ぎていく。
一応の割り振り、対策は講じた。
今の状況ではこれ以上のことは望めないし、もしセルトマンに二手、三手があるのならば他のメンバーを総動員で、というわけにもいかない。
各人が手元の簡単な資料をそろえて片づけ、自分の分を手に取り、まとめていく。
頭に入っているものの、他のメンバーにも教える場合は必要だ。
そもそも、対策のためのメモなども入っているため紛失したら大変だ。
その中で
「あれ?私の5ページ目がない」
「誰か2ページ目二枚持ってる奴いないか?」
「おいおい大丈夫か。無いぶんは俺の余ってるから、持ってけ」
ペー
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ