第六章 Perfect Breaker
「EARTH」ですよ!「EARTH」!!
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「えー?千早お姉ちゃん、海楽しーじゃーん」
「じゃあ「海」な」
「え?」
彼女らの会話を聞き、海、と発言した瞬間。
地下闘技場は、海中になった。
「うわぁ!!」
「これすごいのー!!」
「にーちゃん!息出来るよ!?」
「ホントだ・・・すごいな、「EARTH」は」
見上げればそこには海面があるが、今彼女らはキラキラ光る海中に立っていた。
しかも、少し浮くこともできるし泳ぐこともできる。
息のできる海中なのである。
「あ!さかなー!!」
「泳げるよー!!」
「凄いだろー!!」
「はい!」
「あれ。これはどういうことだ?」
「おぉ〜!すっごいぞ、海の中だー!!」
と、そこに響とヒビキがやってきた。
こちらにショウたちがいると聞き、彼女を案内してきたのだ。
ちなみに京介は「魔化魍と・・・・マジュウ?てのが出たって報告あったからさ、全部倒してきな」と修行を言い渡され送り出された。
ご愁傷様である。
「あちゃぁ・・・・今日は俺の修行をするつもりだったんだけどなぁ」
「んあ?どうした」
シュミレーションを切り、ショウがヒビキに聞く。
どうにも、今だに「教えること」が苦手なヒビキが、トレーニングに付き合うとしてその修行をするらしいのだった。
「トレーニング?誰の?」
「私のですぅ」
「お、能美」
と、そこに現れたのはクドリャフカ。
一緒にいるのは、教える側だろうか。来ヶ谷と葉留佳、そしてクドと同じ様に体操服を着た西園、鈴、付添いの小毬だ。
早い話が、リトルバスターズ女子組である。
「どうした?お前らだけで特訓するとは珍しい。真人とかが一緒に来そうなものだが」
「いや・・・それは・・・」
「いやな。クドリャフカ君がどうしてもおっぱいを大きくしたいと言うのでな」
「はぁう!?来ヶ谷さん!?ど、ど、ど、どうしてそれ言っちゃうですか!?」
「なるほど。程よい筋肉が胸にイイらしいからな」
「で、身体を鍛えるなら、ってことで俺も呼ばれたワケ」
親しい真人の方がいいのでは?とショウも首をかしげるが、クド曰く「親しすぎると恥ずかしいのです・・・」とのことらしい。
「あー・・・じゃあ邪魔して悪かったな。そろそろ青龍のとこ行くか」
「あ、助けてくれた人ですか!!」
「怪我しちゃっててな。少し離れた病棟になるんだが、いいかな」
「はい!!」
青龍に用がある春香が手を上げて意気揚々とついて行き、その後を美樹もついて行く。プロデューサーが続き、千早に声をかけようとしたとき
「ごめん春香。わたし、ここに残る」
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