第六章 Perfect Breaker
「EARTH」ですよ!「EARTH」!!
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た響も道連れ。
つまりはそういうことである。
「大丈夫か?」
「な・・・なんくるないさーーーー!!!!」
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一方、翼刀とのグループは、プロデューサーに天海春香、星井美希、如月千早、萩原雪歩、菊池真、双海亜美、双海真美を連れて、唯子と共に進んでいる。
「ああ、ここが闘技場だな。いろんな模擬戦があって・・・・」
「あのぉ・・・・天井が・・・・」
「それがさっきのです」
「ここかー」
彼等は、地下闘技場の見学に来ていた。
とはいえ、あの事件の後のライブはここで行われたので、初めて見たわけではない。
「でもあの時は機材運びとか準備とかが急ピッチだったから」
「こうしてみると・・・・な〜んにもないの」
「まあ模擬戦場だから。でもスイッチ一つで・・・っと、街中!!!」
美希の素直な感想に同意しながら、唯子の声が響く。
すると
「うわ!?」
「い、いきなり街が!?」
闘技場が一瞬にして街中の風景が映し出された。
しかも、映されるだけでない。
そのままそっくり街を切り取って持ってきたかのようだ。
歩く人はいないが、完全な都市部だった。
「こうやって、いろんな場所での訓練が出来るようになってるんです」
「他には・・・海岸!!・・・とか住宅街!!・・・とか森!!・・・とか・・・・」
翼刀の号令と共に、周囲の景色がくるくると変わる。
凄い凄いとはしゃぐ亜美と真美に美樹であるが、雪歩は目をぐるぐる回してしまう。
「おっと」
それを受け止める翼刀。
ひぅ!と少し身体か強張る雪歩だが、最近はまだ緩和されたのか、弱々しい声で「あ、ありがとうございますぅ」と漏らす。
「はは、ちょっと早すぎたかな」
「翼刀」
「はいすみません!!離れます!!」
「はえ?」
唯子の氷も再び凍るような一言に、翼刀がすぐに離れる。
雪歩を真に預け、ビシッ!と直立。
お前どうしたよ。
「萩原雪歩さん」
「は、はいっ!」
「確かにね?翼刀は強いしかっこいいし凄いし、来てほしいタイミングでばっちりやってきてガッチリ助けてくれるイイ男間違いなしなんだけどね」
「あ、はい・・・そうです・・・よね」
「うふふ。そうよね」
「ゆいごゆ゛い゛ごォ゛ォ゛お゛お゛・・・・じ、じまっでるう゛・・・・」
「でも!!翼刀は渡さないからねッッ!!」
「え?えぇ!?」
「あやぁ、ゆきぴょん。これはライバルの出現ですかなー
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