第六章 Perfect Breaker
「EARTH」ですよ!「EARTH」!!
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ださいね〜」
「はーい!!」
長岡のグループ。
傍らには凩が、シバイヌのままでトテトテとついてきていた。
彼女のグループは秋月律子、我那覇響、高槻やよい、四条貴音、水瀬伊織、三浦あずさで構成された。
出来れば亜美と真美がいたずらしないように見張っていたい律子だったが、どうしても翼刀と一緒に行きたいという彼女らと、いいですよ、と笑って快諾してくれた翼刀に押されてこういうメンバーになった。
基本、響とやよいが先走り、それを伊織が追い、律子が注意し、貴音とあずさがついて行く形になっている。
「ここが「EARTH」の食堂です」
「おぉ・・・ここがあのAGITΩ食堂ですか!・・・・たのもう!!」
「はいは〜い!って、長岡さんじゃないですか。おっ?お客さんですか!!」
勢いよく扉をあけ放ち、いつの間にか一番前にいた貴音の声に、食堂の主・津上翔一がひょっこりと顔を出してきた。
「はい。私、四条貴音と申します。して・・・今日のお勧めは」
「そうですね〜。今日は菜園で取れた夏野菜使ったカレーとかあるんですよ!!」
いきなり意気投合?して、話を進めて中へと入って行ってしまう貴音。
翔一も翔一で、まったく気にしないで案内して行ってしまう。
「ちょっと貴音!勝手に言っちゃダメでしょーが!も〜!!」
「無理よ律子。ああなった貴音は止められないわ・・・・」
「わ〜!!スッごくおいしそうですー!!」
「ちょっとやよい!?」
止めに入る律子、早くもあきらめた伊織。そして、一緒になって料理の世界に飛び込むやよい。
それを見て溜息をつく律子だが、その中に響がいないことに気付く。
「この中で走り出さないなんて、流石は響・・・・あれ?」
「あ、響さんならあずささんと一緒に・・・・あれ?」
「ちょっと!?響連れてあずさ消えてるじゃない!!」
「か、勘弁してよもーーー!!!」
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「お?お前凩って言うのかー。犬衛門じゃなかったんだな」
「それも風情がありそうではありますが、私は凩ですよ」
「ふ〜ん・・・あれ?そう言えば律子たちは?」
「む。主について行きましたぞ」
「え?私たちは?」
「彼女が迷わないようについてきている」
「・・・・もしかしてはぐれたの?」
「そうなる」
「え、えぇぇえええ!?」
「あら〜?どうしたの?響ちゃん」
「あずさ〜迷っちゃったゾ〜!?」
早速はぐれたあずさ。
それを見失わないように追う凩。
凩をワシャワシャしながらついて行っ
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