暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第六章 Perfect Breaker
「EARTH」ですよ!「EARTH」!!
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
・・」



「俺が悪かった!俺が悪かったことでいいから」

「翼刀のバカァァァ!!!」

「ごぶるぁぁあああーーーー!!!!??」

地下闘技場の天井を、つまりは彼女たちから見て地面を突き破り、唯子の飛び蹴りと共に翼刀が吹き飛ばされてきた。


「「「「「何事ォーーーー!?」」」」」




唯子がこれだけのことを実行するまでの時間はわずか、300秒である。
ではその蹴り飛ばしプロセスを、もう一度見てみよう!!


「翼刀、今日なんかいいことあるの?」

「ああ。こないだ助けた765プロの人たちが来るらしいんだ」

「へえ〜。私も活躍したしね!私も行くよ!!」

「こんな手紙ももらっちゃったしね〜」

『この間はありがとうございました。今度、直接お礼を言いに行きます―――765プロ一同!』

「へぇ・・・それでそんなニヤついてんの」

「いやぁ、そうでも・・・ハッ!!!」

「あはは。やだぁ、翼刀ったらぁ♪」

「あ、あはは・・・」

「死にたいならそう言え」

「ノゥ」



------------------------------------------------------------



「どうも〜では今日案内を務めることとなった、鉄翼刀で〜す」

「同じく、綺堂唯子で〜す!この手紙書いた人は誰かな〜?」

「唯子ちゃ〜ん。握ってる手紙、握り潰してグシャグシャになってるわよ?」

「これはこうなることを表しているんデス」

「おいお前やめろ!!」

「翼刀のを」

「俺のどこを!?」


「・・・・ゆ、雪歩・・・花束渡しなよ」

「無理ィ・・・こわいよぅ、真ちゃん・・・」

「雪歩の男嫌いも治ったと思ったけど、まだまだなの」

「ちがうよぅ・・・・どうしてここは女の人の方が怖いの・・・?」


服を整え、みんなの前に出た翼刀と唯子が改めて挨拶をする。

どうしてあの一撃でそうなったのか、頬にはもみじが咲いていた。真っ赤な、唯子の手とぴったり同じ大きさのもみじが。


「では、みんなで一緒に動くと流石に大変なので、数人のグループに分かれていただきますが・・・・」

「任せていいですか?」

「はい!!じゃあみんな、別れて行こうか」


そうして、数名のグループに分かれて「EARTH」内を見て回ることにした彼女たちは、各々の案内人と共に出発した。


「うっう〜!!じゃあレッツゴー!ですねー!!」


------------------------------------------------------------



「じゃあちゃんとついてきてく
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ