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レインボークラウン
第四百六十七話

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                第四百六十七話  亜美の錬金術
 亜美は塾で授業の前に華奈子にあることを聞かれていた、その聞かれていることは一体何かというと。
「錬金術の極意ってお金よね」
「その言葉通りな」 
 実際にとだ、亜美も華奈子に答えた。
「それやで」
「そうよね」
「例えば石や水から黄金を造る」
「そうするのが奥義よね」
「そやけどな」 
 ここでだ、亜美は華奈子にこうも話した。
「それが違うねん」
「違うっていうと?」
「先生達を見てるとな」 
 今田先生や今日子先生をというのだ。
「あの先生達は黄金位は造られるで」
「あっ、そうよね」
「けどまだ錬金術の研究してるやん」
 そうしてというのだ。
「まだ先があると思うで」
「お金を自分に生み出せても」
「それでもな」
 まだ、というのだ。
「あるねん」
「そうなのね」
「そやで、それでな」
 そのうえでというのだ。
「うちも目標は黄金を生み出すことやけど」
「それでもなのね」
「それで終わるつもりないし」
 魔術の中では錬金術を専門にしているがというのだ。
「黄金からもな」
「どんどんなのね」
「やってくで」
「ううん、黄金を生み出して終わりじゃないって」
 それこそとだ、華奈子は考える顔で亜美に話した。
「錬金術も奥が深いのね」
「うちもそう思うで」 
 こう華奈子に話した、そしてだった。
 亜美は授業になると真面目に授業を受けた、今回は水の術であったがその術も結構得意におこなっていた。
 そしてだ、そこでまた華奈子に言われた。
「お水からもよね」
「ああ、錬金術でな」
「お金出来るのよね」
「そやで、それがな」
「亜美ちゃんの目標ね」
「さしあたってはな」
 そうだというのだ。
 そして実際にだった、亜美は水の魔術をしていった。当然春奈の方が上手だが彼女もわりかし上手にしていた。


第四百六十七話   完


                         2017・8・2
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