第八幕その十
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クよ」
「あのミルクあんなに効いたかな」
「ううん、温泉で汗をかいてその分水分を吸収していて」
「ミルクの栄養もだね」
モジャボロはさらに聞きました、ジュリアに。
「そうしてかな」
「そうだったのかしらね」
「そうかもね、けれどね」
「よく寝られたからよね」
「よかったよ」
このこと自体はというのです。
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