つぶやきで書いた短編まとめ
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『的確にバランス崩し』、『受け身を取れないような体制で地面にたたきつけて人体破壊を図る』事しかできない。
そう、ヨウタは――投げ専門の投げ投げマンなのだ。反射神経とカンはちょっと人間辞めちゃってるが、敵の力を利用して投げる以外の攻撃方法はてんでダメダメなのだ。
(あー今度こそ死ぬ。マジで死ぬ。前にA/0ランクの黄昏種を迎撃した時以来の危機的状況に走馬燈さえ見える勢いだぜー!?)
なお、普通の人間はA/0(黄昏種の戦闘能力最上位クラス)と相対したら一瞬で死ぬ。投げるとかぶっちゃけ論外レベルで死ぬ。目の前の狩猟者も若干あり得ないモノを見るような目でヨウタを見ている。しかしヨウタは動揺を見せたら死ぬと思って必死に表情を隠す。
結果、狩猟者から見ると――
(なん、だ、コイツ。俺の力は分かってる筈だ。勝てないって分かってる筈だ。なのに、俺を平気で投げ飛ばした挙句『俺はポリ公です』だぁ?――黄昏種を狩ってきた俺の反応できない速度で攻撃してくるポリ公なんている訳ねぇだろうがッ!!殺し屋とか裏家業ってレベルでもねぇ!!マジでなんなんだコイツはッ!?)
――とまぁ、このようになる訳である。
別名、和製ザンギエフ。
または天然変異種か、警察の切り札。
黄昏種の最後の砦にして、昔は極東の地で「全自動投げ飛ばし機」と呼ばれたその男は――存外に脳ミソがズレていたのであった。
あとがき:実は前にネタで投稿したGRとダンまちのクロスで出したヨウタ君はこっちの名前をそのまんま流用したキャラだった気がします。
SAOどうでもいい小ネタ集
『ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。ヒットポイントがゼロになった瞬間、諸君らのアバターは永久に消去され、同時に――諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される』
「いやゲームオーバー以前に無理だろ」
キリトは即座に否定した。
「そりゃたしかにナーヴギアのバッテリーはゲーム機のそれとは思えないほどの大容量だし、信号素子を脳から拾ってるのはギアのマイクロ波だ。だから理論上は電子レンジの原理で脳を破壊することができる……けど」
一旦間をおいて、キリトはクソ真面目な顔でこう続けた。
「例えばだけど、電子レンジのマイクロ波は血管内の血液を沸騰させることは出来る。でも例え1000キロワットくらいまで出力を上げたとしても、その中に一瞬手を突っ込んだだけなら怪我したりしない。沸騰させるまでに時間がかかる。つまり、外部でナーヴギアを引っこ抜けば高出力マイクロ波で脳を破壊する暇なんかないぞ?」
『…………大出力マイクロ波ならば』
「人間の血液を0,1秒にも満たない時間の内に沸騰させるのはいくらナーヴギアでも無理だ。と
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