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ソードアート・オンライン -旋律の奏者- コラボとか短編とかそんな感じのノリで
幻影の旋律
星の瞬く空を見上げて
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?クーネさんとバッチリ目が合ってしまった。
「????っ! きゃぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁじぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁいやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁおぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ?」
そして迸った絶叫を聞きながら、僕は自分の社会的な生命が潰えたことを悟った。
「…………」
「………………」
「…………」
「………………………………」
「……………………」
「……………………………………」
沈黙が重い!
いやまあ、確実に僕のせいだから突っ込めないんだけど。 と言うか自分でもわかるくらい顔が真っ赤で思考がなにも纏まらない。
簡潔に状況を説明しよう。
水浴びしていたクーネさんの着替え現場に遭遇した僕と、着替え現場を僕にバッチリ目撃されたクーネさんが外周の柵にもたれて並んでいる。
……うん。 説明したところで状況はなにも変わらない。
あの後。
クーネさんの絶叫を聞きつけたリゼルさんがそれはもう感服するほどの速さで現場に飛んできた。 ここは圏外で、複雑に入り組んだ洞窟の先にある場所だから人が殆どこないとは言え確実に安全だと断言できるわけもなく、クーネさんの悲鳴を何者かに襲われたのだと思ったらしい。
故にキャンプ地に残っていたメンバーの中で最も速く最も隠密性に優れたリゼルさんが駆けつけたのだろう。 リゼルさんが到着して少ししてからニオちゃんとレイさんが追いついたのは、ステータス的に速く走れないニオちゃんを慮ってのことだと思う。
この時点で僕の悪行がバレて、社会的に抹殺されるはずだったんだけど、なにを思ったのかクーネさんがリゼルさんの到着よりも早く僕の腕を掴み、近くにあった茂みに放り込んだのだ。 そればかりか、駆けつけたクーネさんたちに『小さな虫が突然出てきて驚いちゃって』と、少し苦しい言い訳までして誤魔化してくれた。
いやまあ、僕としてはとてもありがたい話だし、これでアマリたちにお仕置きされずに済むと胸を撫で下ろしたわけだけど、クーネさんの真意がまるでわからない。
いかに事故とは言え、年頃の女の子の下着姿を覗いたのは僕で、その行為は許されないだろう。 クーネさんは僕を吊るし上げる権利があり、僕を隠す道理はないはずなのに……
「……えっと、フォラス君?」
どうやら思考に集中しすぎていたらしい。 隣に座るクーネさんが訝しげに首を傾げて僕の顔を覗き込んでいた。
顔が赤い、とか思ってはみたものの、僕の顔も同様に真っ赤なことだろう。
「ん、うん。 あー、うん?」
「……見た、わよね
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