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勇者って...何?
第1章 俺のギフトって...何?
第1話 「  」って...何?

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「久しぶりに、あそこに行くか...」
俺の名前は西川 兼司 15歳
健児や健次という名前はよく見るが私は兼司だ
「いらしゃいませー」
どれにしようか、私は実はラーメンが好きなのだ
ラーメンで3食一週間は余裕だった
「いつもので、お願いできます?」
「はいよ、豚骨一丁!」
いつもはこう頼んでいるが、時々おすすめを食べている
久しぶりとはいったが1週間前から来ていなかっただけだ
「ご馳走さまでした」
「ありがとうございましたぁ!」
さて帰ろう、今日は昼寝でもするか
家に帰ったらまず、好きな曲を聞く
それから部屋に入る
多少の運動をしてから
他のことをやるのだ
「48...49...50...フゥ、終わったぁ、さあ、寝るか」
昼寝は気持ちのいい物だなぁ...


「おや?もう寝てしまったのか...そろそろ始めようか、召喚の儀式を...」


俺は目覚めたら別の場所にいた、俗に言う記憶障害なのかも知れない...ただそれが違うことがすぐにわかった
自分が見えている中に「マナ」「Lv」の表示があったのだ、それに...
「初めまして勇者様、私はシーナです、あなた様の案内役兼、冒険仲間になりました、よろしくお願いします」
「初めまして、おれ...私は西川兼司」
「では、早速ですが説明に移らせていただきます、あなた様は女神エリス様に勇者として召喚されました
この国では、100年前から続く魔王軍との戦いが今もなお行われております、それを救う者が勇者様です。」
「それが、私だと言うのですか?」
「はい、そうだと思われます」
「通常召喚場所は国の城の中なのです、また女神様は一度に4人召喚しますここまではいいのです
国の城の中では勇者様は3人しかおらず女神様が言うには失敗したそうなので
別の場所に召喚されたか、されなかったか、ということで探されました結果見つかったのがあなた様だったのです」
「うーん...勇者の特徴とかってあったりするんですか?」
「はい、全員が異世界人であること、異世界での経験がいかされたギフトがあることですね」
「ギフトですか...なんか右上の方に書いてあるやつですか?」
「それです、ギフトは自分のマナを消費する代わりに武器が出てきたり、防具が出てきたりします
また、ギフトは頭の中でギフトの名前を思い浮かべると使えるそうです」

俺のギフトは...「  」?空白だぞこれ、どうするんだよこれ...
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